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私の番

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。

月が替わり2月!皆さんいかがお過ごしでしょうか?


先週末から体調を崩しているとブログで書いておりました私はというと、その後コロナ感染という診断が出ました。以前家族がコロナになったときも逃げきってまいりましたが、ここにきてついに私の番が来たかという感じ。



喉の違和感から始まったそれはその後発熱したのを期に、診察を受けた次第です。幸い症状は軽く熱もすでに下がっておりますが、咳がまだ止まらないのが厄介。家族が感染しないように今も寝室で隔離生活をしています。最初こそNetflixでドラマ三昧でしたが、ベッドでゴロゴロするのもなかなか辛いものがありますね。寝転んでいるのに嫌気が挿し、昨日はソファを持ち込み、今日はキャンプ用のテーブルを持ち込んで簡易デスクを設置しては、せっせとお籠りの巣作りをしていることろでございます。


コロナの診断を受けたのは、ちょうど1月レッスン最終日30日の火曜日でした。朝一番にその日参加予定だった生徒さんに連絡しての、まさにドタキャン!!本当に申し訳ございませんでした。でもそのまま開催していて皆さんに感染を広めていたかもしれないと思うと、それはそれでぞっとすることですので、レッスン前夜にタイミングよく発熱し自覚症状が出てくれたことが、不幸中の幸いだったのだと思うようにしています。ご迷惑をかけてしまった生徒さんには改めてお日にちご提案できたらいいなと思っています。1月はご予約いただいた生徒さんのなかでも同じく体調不調でレッスンにご参加できなかった方もちらほらいらっしゃるので、併せてお声かけさせていただきますね!


最終回のドタキャンでちょっぴり不完全燃焼の気分の1月レッスンですが、リポートしますね。


まずはテーブルコーデ。

ヨーロッパの寒空の下、温かいおうちでほっこりお籠りをイメージして、テーブルクロスをトワルドジュイ、そして枯れ枝でセッティングしました。



枯れ枝にはいろんな木の実をオーナメントとしてぶら下げて、空間を大きく使っています。これがお花や青々と茂る枝だと着席したときに視界を遮ってしまいますが、枯れ枝だからこそできるアレンジですね。

そしてナフキンはからし色とワインレッドの2色使い。実はこれ、バイカラーを最初から狙ったわけではなく、からし色のナフキンの枚数が足りなかったからそれを補うためのアイデアだったのですが、同じ暖色系でまとめたので違和感なく、むしろいい味を出してくれたのではないかなと思います。


お料理はというと前菜がレバーペースト。レバーペーストもさることながら、おまけのハツのピンチョスもご好評いただきました。レバーを購入すると大抵の場合はついてくる心臓(ハツ)。炒め物なら一緒に混ぜてしまっても問題ないですが、今回のペーストには混合できないハツ。弾力のある触感が邪魔をするから。そこで提案したのがこのピンチョス。火入れは軽く止めているので皆さんお口に入れるなり、柔らかさに驚かれておりましたね。仕上げに加えるペルシヤードの爽やかな香りの効果で、私が懸念した「焼き鳥感」を出さず、立派にピンチョスとしての役目を果たし、胸をなでおろしております!


メインのガレットはフライパンで一枚一枚焼いて出来た順からお出しし、チーズもとろーり、黄身もとろーり。そのため一同にサーブできずにお召し上がりいただくタイミングにばらつきが出てしまいます。そこでランチタイムは前菜のレバーペーストを楽しんでもらいながら、併せてグリーンサラダも提供し、それぞれのタイミングでお召し上がりいただくスタイルとし、間を調整させていただきました。こういった時間の間の取り方も、ぜひ皆様のおもてなしの際にお役立ていただければと思います。




その時のドレッシングも皆さん気に入ってくださってうれしかったです。手作りドレッシングは、サブスクメンバーの皆様にも共有させていただいておりますので、メンバー様はぜひ記事(ドレッシング編)をご確認下さいね。



そうそう、この記事を書いている今日2月2日は「シャンドラーの日」で、クレープを食べる習慣があるフランス。生徒さんの中にはこの日は決まってガレットを焼いているという日仏ママもいらっしゃいました。本来なら私はおやつにクレープを焼いているのですが、コロナが終わるまではおあずけ。明日の恵方巻もまた然りで、子供たちが楽しみにしているのは承知ですが、それを主人にお願いするのはちょっと酷ですので、こちらも日にちをずらして楽しみたいと思います。


さてさて、話を戻してデザートへ。

デザートはミルフィーユ。本格的な仕上がりになるコツはパイをしっかりキャラメリゼすること。クリームの甘さのなかにこのキャラメリゼのほろ苦さが加わることが必要不可欠。そしてカチッと格好よく決めるにはパイを躊躇せず薄く押しつぶすこと!皆さん美味しく復習できましたでしょうか??ぜひ感想やお写真お待ちしています!




今月のお酒はメインのガレットに合わせてシードルをチョイスしたことは私的には新鮮でした。シードルはリンゴのお酒で微発泡酒。フランスではリンゴの産地ノルマンディーやブルターニュのものがメジャーですが、最近は日本でもシードル生産が盛んになってきた様子。今回はガレットに合わせてブルターニュ産のものをご用意しました。たまに飲みたくなるそれは、気負わずライトな感じがアペロタイムにも心地よく、私も普段使いしています。ブルターニュではカフェボウルのような形のカップでいただくのが伝統的ですが、今回私はマルティーニグラスで。飲み口が小さいシャンパングラスで飲むよりもリンゴの香りが楽しめるかなと思ってのチョイスでしたが、いかがだったでしょうか。



ご参加いただいた皆様有難うございました。(撮れなかった回が半分以上で、載せられなかった方々ごめんなさい!)




2月のレッスンは前回のブログで、メインのタルティフレットは告知済みでしたが、今日は前菜の詳細もご報告。ライトなメニューをご提案したかったので今回はお野菜が主役。



にんじんのブレゼです。お馴染みの常備菜である人参に花を持たせて、しっかり主役を務めてもらいましょう。前菜としても使えますが、付け合わせとしても重宝するはず!人参のおいしさを引き出すブレゼ(蒸し煮)の調理法と、スパイスの組み合わせをお楽しみください。


デザートはシャルロットケーキとだけお伝えしていましたね。じつはまだ中のババロアを何味にするか決めておりません。体調が整い次第、試作して詳細アップしますが、現段階ではシャルロットケーキがどんなケーキなのか?という問いにお応えすべく、参照写真を載せておきます。



シャルロット妃がかぶっている帽子の形に似ているとうところから名付けられたとされるこのケーキ。帽子に見立ててリボンを巻くのもかわいいでしょう?ビスキュイで覆われたケーキの中はババロアです。洋ナシのシャルロットが一番クラシカルかしら。写真のケーキは先日娘のお誕生日に、彼女の好きなライチのババロアを入れ、トップにはピンクグレープフルーツでデコレーションしたシャルロット。主役の娘を筆頭に家族からも好評だったお誕生日ケーキでした。


口解けの良い冷菓なので、タルティフレットの後でもさらっとお召し上がりいただけます。お楽しみに!



2月レッスンのお申込み状況

13日 〇

16日 残3

20日 満席御礼

21日 残2

27日 〇


お申込みはこちら

皆様のご参加お待ちしております!


今日も最後までお読みいただき、有難うございました。






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