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チャレンジ


お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


先週金曜日から、とうとう子供たちの学校が閉鎖となりました。


すでに自宅で行うレッスンをキャンセルさせていただいた後だったので、それ以上のスケジュール変更はございませんが、子供たちがオンライン授業となり、家族全員が在宅という、まさにコロナブーム初期の振り出しに戻った状況でございます。


前回よりは気持ちに余裕が出来たのと、子供たちの学年も上がり、付きっ切りでなくても良いというのは助かっていますが、当面は”食堂のおばちゃん”に徹します!



さて、1月は始まりの月。

新しいことにチャレンジしたくなったり、一年の抱負を掲げたくなりますよね。


新たなことにチャレンジをするって、大人になるとなかなか機会がないように感じていましたが、私自身の昨年を振り返ると、意外にも数々の新たなチャレンジがありました。


まず一つは、お教室の動画配信を始めたこと。

もともとはホームページ作成やブログ更新すら、ままならない位のアナログな私。始める決断をするには随分と腰が重く、大きなチャレンジだったと記憶しています。

素人ながらも定期的に皆様にレッスンを提供できたことは、またひとつ自信をつけることが出来たように感じています。



プライベート面でも、チャレンジしたことがひとつ。


それはセーリング!


度々ブログでも海に足を運んでいる様子を綴っておりましたが、元々は子供のヨットスクールの送迎の為でした。


昨年の春、コロナで子供たちの習い事が全部なくなってしまったのをきっかけに、密にならずに外で体を動かせる何かを検討した結果、主人のヨット好きが後押しし、ジュニアヨットクラブにお世話になることに。





実際ヨットは、大自然の中で体を動かす最高の習い事で、おこもり生活が続いてストレスが溜まっていた彼らには、海がもたらすヒーリング効果もてきめんでした。


マリンスポーツの楽しさと同時に、海の怖さも体感しているでしょうし、豊かな自然環境を大切にする気持ちも育っているように感じています。



スクールは、時には子供よりもスタッフさんのほうが多いのではないかというくらい手厚い対応で、理論と実践の両方から丁寧にご指導くださる講師陣。


それに、リゾート事業「RIVIERA/リビエラグループ」管轄の、シーボニアマリーナ(三浦市)を拠点にレッスンが行われるので、綺麗な施設と最高の環境が整っているのも、親子共に気持ちよく通えるポイント。



「一般財団法人 日本海洋アカデミー」がバックアップについているこちらのジュニアヨットクラブでは、ヨットの乗り方はもちろんですが、それだけにとどまらず多方面から海にヨットにと、親子で色んな角度から関わせてもらっています。


昨年秋には、日本人海洋冒険家《白石康次郎》氏にお話を伺う機会を頂いたこともありました。

彼はフランスを拠点に活動されているヨットマンで、フランスのヴァンデから出航する世界一周単独無寄港ヨットレース《ヴァンデグローブ》に度々チャレンジされているお方。



日本ではまだまだヨットがマイナーなスポーツなのに対し、フランスではしっかり根付いており、子供達の小学校でも、学校を挙げてレースを見守ったり選手を応援したりするくらい、とても有名なヨットレースなのです。


過酷で孤独なレースなだけに、完走するだけでもすごいことなのですが、そんな凄まじいレースを完走したヨットを実際に見学し、白石さんから直接お話を伺えるということで、これまた子供よりも親のほうが興奮していたかもしれません。



とはいえ、初めは子供がヨットを楽しんでいればそれで十分だったのです。


でも、回を重ねるごとに家族のヨット熱が熱くなってくると、今度は家族でヨット旅行をしたいという次なる目標が出来たのです。


主人はヨットマンですが、まだまだひよっこの子供達にクルーを任せて私はただ同乗し、シャンパン片手にクルージング!というのは、母親としては無責任さと同時に、かなりの不安が募りました。


そこで、家族でヨットに乗ったときに少しでも役に立てるように動けるように、子供達を海の危険から少しでも守れるようにという思いで、とうとう私もヨットの世界へ足を踏み入れることになったのです。


そんな時タイミングよく、子供がお世話になっている先生が大人用のクルージング講習会《ISPA Japan》にお声かけをしていただき、ジュニアの親御メンバー4人で受講することに。


場所は変わって逗子マリーナ。


いつもは陸から遠くに眺めていた富士山を、海の上から望む雄大な眺め、江の島をヨットで横切る贅沢、風を読んで舵をきり、スピードがぐんぐんあがっていくあの高揚感といったら!!



ド素人の私は、初めはテキストに出てくる用語もちんぷんかんぷんでしたし、実践で海へ出ても、頭と体が思うように連動せずに、意気消沈することが多々ありましたが、その度にコーチや仲間に支えられ、何とか課程修了することが出来ました。


これで私も晴れて「クルー」の仲間入りです!!



仲間たちと机を並べて聴講し、日が暮れるまでみっちりセーリングした6日間は、まさに学生時代のクラブ活動のよう。久しぶりに必死に勉強し、トレーニングに勤しんだなあ。


普段の生活の中では、もしかすると出会うことがなかったかもしれない、職業も年齢も住まいもみんなバラバラの仲間たち。そんな素敵な仲間とのご縁にも感謝!!


セーリングを通して改めて、チームワーク&コミュニケーションの大切さを噛み締めています。基本的なことですから、ヨットの上だけでなく日常生活においても当たり前のことなのですが、頭ではわかっていてもついつい怠ってしまうこと、でもありますよね、、、


チャレンジした先には、結果が成功しても失敗に終わったとしても、必ず得る物があるものです。


さて、今年は何にチャレンジしようかな?


新しいこともいいけれど、とりあえずは一歩を踏み出した「セーリング」を忘れないように、マリンライフを楽しみ続ける事。目標である《家族でヨット旅行》を実現するために。



皆さんの今年の抱負はなあに??

 


生徒さんの中にも、ヨット部出身の方がちらほらいらっしゃいましたね!


お子さんのお稽古にご興味がおありの方は是非ホームページをご覧下さいませ。

子供がお世話になっているヨットクラブのHPはこちら

(小学1年生~)


私が受講したクルージング講習のHPはこちら



今日も最後までお読みくださり、有難うございました。

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