マルシェ
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
急な気温の変化に、体がびっくりしている今日この頃。
雨がさらに追い打ちをかけ、過ぎ去ってしまった夏がものすごく遠くに感じます。
とはいえ、子供たちが通うヨットスクールへの送迎があるので、相変わらず週末は小網代湾の海辺で過ごしている我が家でございます。
お天気が良いときは私も海へ繰り出し、子供たちの操船するヨットをSupで追いかけてはカメラマンをしているのですが、気温が下がるとそこまで気乗りはしないもの。
そんな時は少し車を走らせて、三浦野菜を買いにマルシェまでお出かけ!
マルシェといえばフランスの生活においてもとても大切な位置づけで、毎週のように出かけては、お目当てのブースを覗いたものです。
スーパーよりも新鮮な食材が買えることに加え、豊富な種類の食材に出会うことが出来、生産者から直接お話を聞き、時には味見をさせてもらいながら商品を吟味して購入するのが醍醐味だったものです。特にシーフードは、断然マルシェ派!!
さて、話を三浦へ戻しますが、この辺りの有名なマルシェは《すかなごっそ》。
JAが経営しており、観光名所にもなっている大型直売所。朝採れ野菜が中心のマルシェで、新鮮さはもちろんのこと、近所のスーパーではあまり見かけない変わり種のお野菜も色々並んでいるので、見ているだけでも面白い!
農産物がメインではありますが、平飼い卵や葉山牛などの畜産コーナーがあったり、小規模ではありますが「さかな館」も併設されています。ついついあれもこれも欲しくなってしまうのがたまにきず!
《すかなごっそ》の他には、三崎漁港に《うらりマルシェ》もあります。こちらは三浦海業公社が経営しているだけに、海産物を得意としているマルシェ。
マグロを扱うお店が多いため、どちらかというと冷凍物が多め。野菜の取り扱いも少しありましたが、規模的にも新鮮さからも個人的にはすかなごっそのほうがおすすめ。
そんなこんなで子供たちがヨットを操船している間、マルシェをうろうろしては買い出ししながら、時間潰しをしています。
前回の買い出しでは、出張調理で前菜に使用するバターナッツを大量に仕入れてきました。秋の味覚を堪能していただくにはもってこいの食材!こっくりコクのある美味しいスープが出来ました。
以前レッスンでバターナッツのポタージュをご紹介したときは、栗とカッテージチーズのラビオリを浮かべてご提案しましたね。
このメニューもご好評をいただきましたが、今回はシンプルにポタージュのみで勝負!
隠し味に、媚薬とされるトンカ豆を加えて。
自然な野菜の甘みとトンカ豆の甘美さが調和して、シンプルながら十分にお楽しみいただけたのではないかしら。
次回のレッスン用にも、またマルシェで新鮮野菜を仕入れられたらいいなと思っています。
そうそう。かぼちゃといえば、前回のブログで写真が掲載できていなかったのが「かぼちゃのニョッキ」。
仕上がりイメージはこちら。
”かぼちゃのニョッキ、ブルーソース、自家製パンチェッタ”
今回ニョッキに使用するかぼちゃは、バターナッツではなく普通のタイプ。バターナッツだと水分が多いのであまりニョッキには向いていないのです。料理によって向き不向きがあるのです。
そして具として使用するのがパンチェッタ。
パンチェッタはイタリア語で塩漬け豚のこと。フランス語では[Lardon/ラるドン]というのですが、日本では専らパンチェッタとして広まっていますね。別の名は”生ベーコン”。
程よい塩気が今回のニョッキにもいいアクセントを与えてくれています。時間短縮をする場合は、もちろん市販のベーコンで代用できるのですが、もし手作りする場合、時間はかかりますが作り方はいたって簡単!
是非チャレンジしてほしいレシピの一つです。塩漬けなだけに日持ちもするので、大きな塊肉を仕込んで、今回のお料理はもちろんのこと、色んなお料理にお使いいただきたいです。
ちょうど今日は、まさにこのニョッキのシューティングDay。動画を撮影するために実際に調理をしたので、私達夫婦のランチもまさにコレ!でした。
撮影が終わりほっとしていた矢先、スマホをチェックしたら、なんと動画の一部が録画できておらず、、、、
という訳で、明日もまたニョッキのシューティングとなってしまいました。
そして私たち夫婦のランチもまたニョッキ!!
ランチが食べられるのですもの。たとえ同じメニューが2日連続で提供されたとしても、在宅ワーカーの主人には文句は言わせません!!
レッスンの詳しい日程に関しましては、もう少しお時間下さいませ。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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