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こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


3月中旬に差し掛かろうとしている今日この頃。今月は諸事情あって、月前半にレッスンスケジュールを組ませていただき、早くもすでに全日程を終えております。ご参加くださいました皆様、有難うござました。結局3回のみの開催となりましたが、それでも多くの生徒さんたちとお会い出来ましたこと、うれしく思っています。こちらの都合でお日にち調整してくださった方、有難うございました。


さて、今日は3月レッスンの様子をお伝えしたいと思います。


まずはテーブルコーディネートから。

春の芽吹きを感じるのにぴったりなのはなんといっても球根のお花。タイミングよく咲いてくれた白のヒヤシンスを今月のお花に迎えました。




もともとはヒヤシンスだけだったのですが、初回レッスンのランチの間ずっと、アレンジを眺めながら何か寂しく物足りないように思っておりました。そこで庭の雪柳の枝を挿し足してみると、自由なフォルムの枝のおかげで空間に動きと広がりが加わり、アレンジとしてもバージョンアップできたように思います。今回ヒヤシンスは鉢植えでしたが「食卓に土」もよくないかと感じ、根本を天然素材でふんわり覆い、土を隠しています。



残念ながら翌週に行われた最終回ではヒヤシンスのお花の色が早くも変色し始めてしまったので、急遽お庭のクリスマスローズにチェンジとなってしまいましたが、こればっかりは生き物相手ですから仕方がないですね。


センタークロスのピンク色はお料理ともリンクしていて、前菜のビーツ、デザートのイチゴとともに、同系色でまとめたというわけです。



前菜のビーツはひよこ豆と合わせてフムスに。ビーツはオーブンから出したばかりの焼きたてほくほくを皆さんに試食してもらいましたが、初めてビーツを食した方も、実は苦手だったという方にもビーツの美味しさがヒット!コック冥利に尽きるうれしい反応を示して下さいました。



中にはひよこ豆が苦手な方もいらっしゃいましたが、彼女の反応もまた良きもので、ひよこ豆独特のモソモソ感が今回ビーツと合わせることによって緩和されて美味しかったとのこと!有難うございます。


付け合わせとしてご紹介した《Socca / ソッカ》は南仏のソウルフード。フムスの下に敷いているクレープ状のものがソッカです。作り方が簡単すぎるうえ、生地を寝かす必要がないので思い立ったらすぐに作れるのもうれしいところ。作り立てのふわっとした質感が個人的にはおすすめ。


アペリティフなどで各々がサーブするディップスタイルの日常使いから、今回のように華やかに盛れるおもてなしスタイルまで、ふり幅の広いレシピです。おもてなしとして使う場合はぜひ、盛り付けで遊ぶ楽しさもぜひ味わってもらえたらうれしいです。ポイントは立体的に仕上げるために高さを出すこと。同系色でまとめたり、あるいはあえて補色でアクセントをつけたり。


ちなみに私は先日、このソッカをトルティーヤ代わりにして、フムスやツナマヨ、タコスミートなどを各々に巻いて楽しみました。トルティーヤに比べると水分を吸いやすいので、巻く具材はあまり水分の多いものはおすすめ出来ませんが、美味しかったです。




メインは牛タンステーキ。厚切りにカットしてサーブしました。ステーキと謳っておりますが、実はじっくり煮込んだ煮込み料理で、ほろほろ柔らかな食感の仕上がりになっています。



幻の回となった2年前のレッスンとおなじく、今回も皆様とっても気に入って下さいました。牛タンの塊は入手できるところが少ないかもしれませんが、うわさによるとコストコでは手頃な価格で入手できるとか?!コストコ会員の方はぜひチェックしてみてくださいね。


幻の回の参加メンバーに当初お伝えしていたかどうか自信がありませんが、牛タンブロックが入手できない場合は牛タンスライスで代用できるということも、今回熱弁致しました。もちろん煮込んだ塊とは食感や見た目は変わりますが、お料理としてはそれもアリ!大ありです。スライスを両面さっと炙って、その上にたっぷりとソースをOn。イメージとしては焼き肉のネギ塩牛タンのフレンチバージョン。とっても美味しいのでぜひトライしてみてくださいね。


デセールは《Fraisier / フレジエ》。デモンストレーションでも大半の時間を費やした今月の目玉レシピ。皆様の期待度も高かったように思います。



2年前と基本の配合は同じですが、表面のゼリーのパーツをやめてシンプルにシャンティクリーム(ホイップ)で仕上げました。かわいい見た目だけでも顔がほころぶのですが、もちろん食べても満足なフレジエ。カスタードとバターが合わさったムースリーヌクリームは、The フランス菓子とでも言わんばかりのコクと風味。そしてこのクリームだからこそのこの断面。




幻の回メンバーに向けてもう一度ポイントをおさらいしておくと、ムースリーヌの成功のカギは何といっても温度管理。熱くても冷やしすぎてもダメ!バターとカスタードの温度管理を意識しながら同じ柔らかさに合わせる。ここさえ守れば失敗はしないはず!久々にレシピを引っ張り出してきて、チャレンジしてみてください!ちなみに今回は仕上がりサイズを18㎝から15㎝に変更し、それに合わせて生地もクリームも2/3に計算しなおしています。



最後になりましたが、皆様にお知らせです!



実は今月からサブスクレシピの内容強化として、レッスンのアーカイブをメンバーの皆様と共有することにいたしました。対面レッスンへのオンライン参加もできるとしておりましたが、なかなか皆様時間が合わないというのが現状。そこで、いつでもご覧いただけるよう動画を撮ることにいたしました。対面レッスンを録画したものですので、私がしゃべりながら調理している動画です。話が脱線する場面や生徒さんの個人的な情報に触れた場合などは編集してカットしてはいるものの、はっきり言ってかなりの長編ビデオ!なんなら映画よりも長いですが、今までのビデオレッスンと違い音声が入っているので、何か作業をしながら聞き流ししてもらうという使い方もできるかと思います。そして、前菜、メイン、デザートを同時に3皿仕上げていく工程が、時系列に沿ってご覧いただけるというのもポイントです。その他メモに取り切れていなかったお料理にまつわる小話なんかもそのまま動画に収めています。こちらはサブスクレシピにお申込みいただきましたら、追加料金なしでご覧いただけます。


サブスクレシピはいつでもご入会、退会いただけます。ご興味がおありの方はぜひこの機会にご検討下さいませ。




対象となります対面レッスン参加者もアーカイブをご覧いただけるサービス(別途300円)も設定いたしました。復習用にご活用くださいませ。尚、2年前に「牛タン/フレジエ」のレッスンをご受講されました幻の回参加メンバーも、今月のアーカイブをご利用いただけます。よろしければご活用下さいませ。

(現在サブスクページで表示されますが、アーカイブサービスは定期購読ではなく各回ごとのお申込みとなります。)



録画や編集などまだまだ改善の余地があり、課題を残した状態での新サービススタートではありますが、少しづつ成長し続けるお料理教室でありたいと思っています。ご意見アドバイス等皆様からのお声もお待ちしています!どうぞよろしくお願いいたします。


今日も最後までお読みいただき、有難うございました。





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