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11月レッスンの様子

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


11月も残すところあと2日。いよいよ師走がやってまいります。

月が変わる前に今月のレッスンリポ―トをお届けするとともに、来月のレッスンやクリスマス商品についても触れますので、最後までお付き合いくださいね。


まずは11月レッスンのリポートから。

秋の装いを表現したくてテーブルコーデはパンパスグラスを中心に。



ススキを連想させるパンパスグラスは同じイネ科ではあるものの、ススキ属とシロガネヨシ属にそれぞれ分類されていて別物で、パンパスはススキよりも穂のボリュームが大きく、数本飾るだけでも存在感があるのでインテリアとしてお部屋に飾るととってもおしゃれ。経年変化もほとんどなく飾ることができるのもうれしいですね。フランスの田舎ではこのパンパスをお庭に植えている御宅も多く見かけます。背丈が高く牧歌的な感じがとても素敵なのですが、何せボリュームがあるものですから十分な土地がないと、、、例えば我が家の庭に植えたらもうそれだけで余白が無くなってしまいます。


このパンパス、ふわふわの穂がかわいいけれど食卓で穂が舞ってしまうのは嫌ですよね。そこでフラワーアーティストの姉に相談したところ、花屋では裏技で軽くケープを振っているんですって。早速私も穂全体にケープを吹きかけておきました。ポイントは少し離れた距離から軽くふんわり吹きかけること。やりすぎるとガチガチになってしまい、せっかくの優しい感じが台無しになってしまいますのでご注意くださいね。



といいつつ、皆様を迎えるまではパンパスをテーブルのセンターに飾っていますが、着席するタイミングでテーブルの端、またはテーブルサイドにパンパスを移動いたしました。ケープをしているとはいえお皿の上に穂が舞い落ちてしまう可能性があるという理由と、着席したときにちょうど目線の位置と被るのでお互いの顔が見えづらいこと、そして卓上のスペース的問題で、着席してからはパンパスを遠目で愛でるようにしました。


前菜はグジェールでした。

デモ中に出来立てのグジェールをみんなで試食。頑張って詰め物をしなくとも、それだけで十分美味しいということが証明されたのではないかしら。冷めても食べられますが生地だけの場合はやっぱり出来立てが断然おすすめ!



詰め物のアレンジとしてはブロッコリーエクラゼの代わりにアボカドをワカモレにしたり、カニサラダの代わりに生ハムやサラミを挟んだりと、とにかくアレンジは無限大!

究極の代用アイデアとしてはグジェールをクラッカーにして、その上にブロッコリー&カニをトッピング。と言ってしまえば、今月レッスンの目玉でもあったシュー生地習得の意味が無くなってしまうように感じるかもしれませんが、そんなことは心配ご無用!私としては出来ることからどんどんチャレンジしてほしいので、まずはパーツのブロッコリーやカニサラダを作ってみて!この相性がとってもいいので、そのままサンドイッチの具にしたっていいのです。そう思ったら一気にハードルが下がったのではないかしら?



メインのリゾットは、海老とレンコン。皆さん海老の優しいお味の出汁を気に入ってくださいましたね。イタリアンであるリゾットがフレンチテクニックと出会って完成したこのリゾット。私がパリのロワイヤルモンソーホテルで働いていた時に習得した作り方です。イタリア人には邪道だといわれるかもしれませんが、胸を張ってフレンチスタイルと豪語いたしましょう!

早速ご自宅で作ったという生徒さんからの声も届いております。かき混ぜたくなるところをぐっとこらえてフライパンをゆすってゆすって。。。美味しいリゾットが出来たそうです!!



盛り付けの法則のお話もさせていただきましたね。パーツや飾りをお皿に散らすとき、基本的には奇数だということ。バランスが良いのです。それに基づき、レンコンチップスも3枚あるいは5枚をトッピングしています。何気ないことですが、こういうこともレストラン勤務の時に実践していたこと。ぜひみんなも意識してみて!


デザートは洋ナシのパイ包み。フランス語では《Douillons de Poire / ドゥイヨン.ドゥ.ポワール》というのですが、「Douillon」の語源であろう「Douille / ドゥイユ」は絞り袋にセットする口金のこと。洋ナシをパイで包むと必然的に口金と同じく円錐台の形に仕上がることから名づけられたのでしょう。このころんとした形がなんとも愛らしい。



おもてなしの時にはぜひカットする前のこの姿をお客さんとともに楽しみ、そのあとにカットして中から現る洋ナシやアマンド生地のサプライズ感も味わって下さいね。



今月もお越しいただいた生徒の皆さん、有難うございました。



さて、来月12月のレッスンは生徒さんが一年のうちで一番期待する月なのではないかしら。

やっぱりクリスマスですもの、雰囲気を出すためにはどうしても食卓は洋風になりますよね。そんな期待を背負って、特別感を出しつつもご家庭で再現しやすいメニューをご用意しております。試作で手応えを感じましたので、前回アナウンスしておりました以下のメニューのまま決行いたします。


ーウニのスクランブルエッグ、ウイキョウの香り

ーコックオヴァン(チキンの赤ワイン煮込み)、アリゴ添え(チーズ入りジャガイモのピュレ)

ーチョコレートスフレ、グランマニエの香り




写真は試作段階のもので変更箇所多少ありますので、イメージ画像としてご参照下さい。


レッスン開催日

12日 満席御礼

15日 残2席

19日 満席御礼

20日 残2席 (託児サポートあり)

22日 満席御礼


お席残り僅かですが、ご都合合いましたら是非一緒にクリスマスをお祝いしましょう!

お申込みはこちら


サブスクレシピは初回12日開催後に、レッスン中のお写真を交えてアップいたしますのでお楽しみに。サブスクキットにはメイン料理をご用意。こちらも別途ご案内いたしますのでお楽しみに。


そして最後になりましたが、常連様は毎年楽しみにして下さっておりますTable Bourgeons...のシュトーレンのご案内。今年もとうとうこの時期がやってまいりました!



9月からドライフルーツを漬け込み始め熟成度が増してきた今日、ようやく皆様にアナウンスできるまでに準備が整いました。フランス仕込みの本格シュトーレンは手間暇かけ、材料も惜しみなく使い、今年もまた芳醇で贅沢な逸品に仕上がること間違いなしと自負しております。昨年は途中で完売してしまいご希望に添えなかった方もいらしたことから、今年はさらに仕込み量を増やしてスタンバイ。とはいえ、数には限りがございますので、お決まりの方からご連絡いただきますようお願いいたします。



尚、SDGsをTable Bourgeons...でもできる範囲で取り組み、過剰包装は撤廃しております。贈呈用としても十分にご満足いただけるようシンプル且つシックなラッピングを考案いたしますが、基本的にはお箱無しでのご案内です。お箱をご希望の場合はご用意いたしますので、その旨お知らせくださいませ。


*写真は昨年のものです。

Stollen en 2023

 3300yen / 1700yen (ハーフサイズ)


お渡し可能日 

12月12日~24日


全国配送可。(送料別途)


お申込み、お問い合わせはこちらから。




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