top of page

11月レッスンレポ


こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


11月レッスンを無事終え、一息つきたいところですが、頭の中はクリスマスのことでいっぱいの今日この頃。秋晴れでぽかぽかな日中はクリスマスなんてまだまだ先の事のように感じてしまいますが、舵をきりクリスマスに向けて走り出し始めました。夏の終わりから熟成させているシュトーレンのドライフルーツたちも、今か今かと待ち構えております。


クリスマスグッズにつきましてはまた改めて、お得意様に向けてお知らせをお送りいたしますね!


今日のブログでは、11月レッスンの様子をお届けいたします。


ree

秋色トーンで皆様をお迎えした11月。テーブルで皆様に可愛がってもらったのが手作りリース。実はこれ、近所の空き地でボウボウに自生している猫じゃらし。黄緑から黄金色へ変化するはずの猫じゃらしが、ここのはなぜか少し紫がかっていて、まるで紅葉しているよう。夕日に照らされながら、たおやかに風になびく彼等を見ていたら、無性に作りたくなってしまったのです。思い立ったら居ても立っても居られず、日暮れ時に何往復もしながら収穫し、作り上げました。実質ゼロ円なのに、とってもかわいいでしょう??


ree

可愛いのですが猫じゃらしのネックは、種が落ちること。調べると猫じゃらしもれっきとしたイネ科の穀物で、その昔食糧難だった時などは食用としても使用した時代もあったのだとか。テーブルに少々種が落ちたとしても害はなく不快感はないと判断し、そのままセンターピースとして使用しました。


今月のウェルカムドリンクは、レモンバーベナのハーブティー。とってもいい香りでリラックス効果も期待できるハーブ。私がフランスで出会った好きなハーブのひとつですが、日本ではなかなか市販されていないので、それならば自分で育ててしまおうと苗を買ってきたのが始まり。


ree

もう何年も経ちますが、よく言うとオーガニック、悪く言うとほったらかし栽培ですが、毎年庭の片隅で元気に芽吹いてくれています。月初めに収穫してドライにしたものを煎じてお出ししましたが、収穫したばかりならではの葉の鮮やかさと、なんといっても香りが格別でとっても芳醇。皆様には手作りのレモンシロップをほんの少し加えて、お楽しみいただきました。


前菜はバターナッツのタルト。大好きな野菜のひとつで、今までにもレッスンに度々登場させています。煮崩れやすいお野菜なのでポタージュにしたり、オーブンでローストしたりしましたが、今回はまた新たな一面をお見せできたのではないかしら。

ree

お花のような仕上がりになるのを目指しますが、難しいテクニックはいりません。時間は少々要しますが、大雑把に並べても可愛く仕上がる仕組みなのが嬉しいところ。本物のお花だって花びらは一枚一枚違うわけですから、むしろきっちりカットして、平坦に並べてしまうと味気ない表情になってしまうのです。


ree

タルト生地にもこだわり詰めました。キッシュなどに使うブリゼ生地を少々アレンジして、全粒粉を混ぜてレシピを作ったことで、全粒粉ならではの風味と色合いが、深まる秋に心地よいアクセントになったのではないかしら。全粒粉は薄力粉よりもグルテンの力が弱いのが特徴。グルテンフリーではありませんが、少し控えたい方は、全粒粉を積極的に取り入れてみるのも良いかもしれませんね。


メインは子羊のプルーン煮、人参ピュレ添え。ベースになっているのはモロッコ料理。実はモロッコはフランスと強い繋がりのある国。昔フランスがモロッコを統治していたこともあり、互いの文化が影響し合っているのです。フランスでもすっかり定着している「子羊のプルーン煮」は、ビストロでも人気のメニュー。本来はすね肉などのパーツを使用しますが、スーパーで購入しやすい骨付き肩ロース肉でレシピを作りました。骨付き肩ロースはさっと焼くだけでも美味しい部位ですが、骨から美味しい出汁が出るので、今回のような煮込みにもおすすめ。


ree

意外にも付け合わせでご紹介した人参のピュレに、生徒さん達の注目が集まりました。味がぼやけがちな人参ピュレは、スパイス使いや乳製品のコク(今回は牛乳とバター)で、ピュレに深みを出しています。皆さんのお悩み解消につながれば嬉しいです。


デセールはクラシックなモンブランをご紹介。中にはシュクセというメレンゲクッキーが入っているので、サクサク食感が嬉しいアクセント。フランスの名店のシグネチャーモンブランを彷彿とさせるという、生徒さんからの嬉しいお言葉まで頂戴しました!この食感のポイントとなるシュクセは、おめざとして生徒さん達にもお出ししましたが、そのまま食べても美味しい焼き菓子。まずは手始めにシュクセを焼くところから始めてみてくださいね。


ree

私のこだわりポイントは、中にブルーベリーを忍ばせたこと。意外な組み合わせかもしれませんが、実はモンブランとの相性は良く、フレッシュな瑞々しさと程よい酸味が、単調になりがちなモンブランのまったり感を良い意味で壊してくれるのです。言わば箸休め的な存在。お召し上がりいただいた生徒さんたちは、皆様一様にこのブルーベリーの重要性を感じて下さったのではないでしょうか。



ご参加下さいました皆様、今月も楽しいレッスンを有難うございました。


お料理が気になられた方へは、サブスクレシピをご用意しています。サブスクメンバーになられますと、レシピダウンロード&レッスン動画をご視聴いただけます。是非ご自宅でTable Bourgeons...のレッスンをお楽しみ下さいませ。


詳しくはこちら


最後に、12月のお知らせです。

レッスン内容につきましては改めてブログ記事をアップいたしますが、ご予約はありがたいことに全日満席を頂戴しております。そのため定員枠を1席増やして対応させていただいております。皆さんと一緒に賑やかにクリスマスパーティーが出来ることを楽しみにしております!


12月16日(火曜)のみ、現在1席ご用意可能です。ご都合合う方いらっしゃいましたら是非。

お申込みはこちら


また、直前に体調を崩されたりと、キャンセルが出やすい時期でもあります。定員に達している日はキャンセル待ちという形で承りますので、ご連絡下さいませ。


今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

では、また。

コメント


最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

最新情報をメールでお届けします

お名前

メール

bottom of page