タプナード
こんにちは。
Table Bourgeons...の和実です。
先日のブログに続き、今日はお料理の内容のお話です。
タイトルにもありますタプナード。ご存知の方も多いでしょうけれど、これはオリーブをペースト状にしたもの。今月はメインのイカのソースとしてご紹介しておりますが、タプナード自体がアペリティフになる優れものなんです。
スライスしたバゲットを軽くトーストして、その上にタプナードをのせるだけ。これだけでワインにあうおつまみになるのです。
トマトやバジルで彩りを足せば100点満点!キリッと冷やした白ワイン片手に南仏に思いを馳せて!!
市販でも時々見かけますが、ちょっとの量で結構なお値段なことも。自分で作ったほうがお値段もお安く抑えられますし、保存も利くので多めに作って冷蔵庫でストックしておけば、ちょっと一品足りないときにも助かります。かわいく瓶詰めにしたら、おもたせにも素敵でしょう?
またドレッシングにスプーン一杯のタプナードを加えてカルパッチョソースにするのもおススメ。
そして今回のメニューでは、イカが苦手な方は白身魚やホタテ貝のソテーに合わせるのもいいですし、モッツァレラチーズで代用してもらっても大丈夫!とにかくパンチのあるソースですので、淡白な食材に合わせてアクセントを楽しんでみてくださいね。
今回のメニューのイカとタプナードの組み合わせは、今は無きパリの一つ星レストラン《Le JARDIN》に勤めていたときに作っていたもの。このレストランはパリ8区にあるRoyal Monceauホテルにあったフレンチレストランでしたが、数年前にホテルの経営が変わるとともにレストランも一新してしまい、もう今は当時の面影はありませんが、素敵なレストランでした。Le Jardin とはフランス語で「庭」という意味なのですが、名前通りの素敵なテラスもあり、仕事中テラスに置いてあったローリエを採取しにいくこともありましたし、ディナータイムにはハープの演奏もあってそれはそれは優雅な雰囲気でした。
私を雇ってくれた当時のシェフは今は奥様の出身国であるペルーで活躍されていますし、一緒に働いた先輩達は現在輝かしいスターシェフとして活躍中です。
彼らのこともまたいつかゆっくりご紹介したいと思いますが、この夏フランスにご旅行行かれる方のために、取り急ぎ彼らのレストランのアドレスを記載しておきますね。
機会がありましたら是非ご賞味あれ!!彼らのセンスは本当に素敵で、絶対皆さんも気に入ってくれるはず!!
まずは今一番のりにのっているクリストフ(Christophe Pelé)。当時調理場には同名のクリストフが2人いたので、私は背が高かった彼をGrand Christophe(大きいクリストフ)と呼んでいたのですが、現在パリのホテル”DILLON”内のレストラン《Le Clarence》のシェフとして活躍中です。二つ星も獲得し、いろんなイベントにも引っ張りだこ。お洒落にもこだわっていてポールスミスが大好きだった彼ですが、当時から料理に対してもとてもストイックでしたね。
もう一人ご紹介するトマ(Thomas Boullault)はパリのレストランL'aromeでシェフを務めており、彼も一つ星を受賞しています。彼はグランメゾン”George Ⅴ”などでも働いた経歴もあり。休みのたびに狩猟に出かけていたのを思い出します。
私もこの夏彼らのレストランに食べに行きたいなーと思っていますが、実現するかしら??
その際はしっかりリポートさせてくださいね。
その他にもまだまだご紹介したいレストランやシェフもいるのですが、また別の機会に。。
さて、6月レッスンも来週から後半戦!
18日にキャンセルが出ました。只今一席ご用意可能です。尚、この日は託児もございます。ご希望の方はお気軽にご連絡下さいませ。
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その他の日程は現在満席となりました。
7月のレッスンも残すところ12日のみのご案内です。
こちらもご希望の方は是非!
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今日も最後までお読みくださり、有難うございました。