年に一度!
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
クリスマスまであと一週間をきり、子供達のテンションもMaxの我が家。イヴの夜は雨戸を閉めずに、夜空を飛ぶサンタさんのそりをみるんだと今から意気込んでおります。子供達が成長するにつれ、サンタにまつわる質問内容も年々複雑になってきて、答えるのもドキドキしている今日この頃、、、
先日開催しましたクリスマス企画のフォアグラレッスンが無事終了いたしましたので、今日はリポートを綴りますね。
クリスマスには欠かせないお料理の一つであるフォアグラ。
フランス人の大好物です。華やかなシーンやお祝いの席でも振舞われますが、さすがに家庭で作るのは年に一度のクリスマスくらいでしょうか。
とはいえ、実際フランスの義理の母をはじめ、自身では調理せず、調理済みのフォアグラを購入しているフランス人も多数。前に私がクリスマス時期に自分で仕込んだときは、家族が大喜びして絶賛してくれたっけ。
今回はフォアグラをテリーヌ型を使って調理する方法をご紹介しました。
フォアグラテリーヌは、レストランではよくミキュイとメニュー表記されることが多いのですが、特徴的なのはミディアムな、半生のような絶妙な火入れ具合がポイント。
缶詰などのようには日持ちしませんが、滑らかな舌触りは自家製ならでは。是非皆様にも味わって頂きたい一品です。
デモンストレーションでは、肺の血管を取り除く下処理をじっくり見て頂きました。ここが一つ目のポイントで、仕上がりに差が出るところ。初めて目にされると、まるで外科医が手術でもしているかのような図ではありますが、そーっと丁寧に血管をちぎらないように処理します。
この処理を丁寧に行えば、準備はほぼ終わったようなもの。
二つ目のポイントはやはり火入れです。
ここは正確に測るために温度計を用いて確認しながら。
そんなこんなで完成したのはこちら。
いろんな味付けにアレンジできますが、私はシンプルに素材の味を楽しむのが好きです。
フォアグラと一緒にお出ししたのはパンデピス。
このパンデピス、スパイスたっぷりのパンなのですが、これがフォアグラに良く合うんです! 年中あるものですが、特にクリスマスには良く出回ります。
今回皆様にも大変好評で、是非レッスンでというリクエストをいただいたので、早速来月のデザートにご紹介することにしました!
このようにフォアグラと一緒に食べるのもよし、デザートとして食べるのもよし、そのままおやつにもなります。
今回はフォアグラレッスンというだけあって、フォアグラはテリーヌだけでなく、違った調理法でもご紹介したくて、ランチはソテーもお召し上がりいただきました。
冷静のテリーヌとはまた違った美味しさ。火が入ると香りもたち、とろりとした食感がたまらない。皆さんもフォアグラにうっとりされているようでした!
お料理はこの後、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みと続きます。長時間煮込んだお肉は柔らかく、好評でした。
いつかレッスンでもしますね。
デザートはガトーショコラ。
見た目は普通のガトーショコラですが、クリスマスバージョンです。スパイスやオレンジコンフィを忍ばせて!
Table Bourgeons...では恒例となりましたが、イベントレッスンはお土産付き。
そう、今回は皆様にフォアグラをお持ち帰りして頂きました。
クリスマスにご家庭でお召し上がりいただける設定です!
中身はもちろん、パッケージにもこだわりました。自作のポーチに、フランスメーカー《ルパルフェ》のテリーヌジャーのフォアグラをin!!
ご賞味いただいた後は、このテリーヌジャーやリネンのポーチを再利用していただける仕組み。フォアグラは丸まるひとつ入ったたっぷりサイズです。
一年に一度のフォアグラレッスン。
次回はまた来年!
来年は、レッスンとは別に販売も検討したいなと思っています。
楽しみにしていてくださいね。
レッスンも残すところあと一日となりました。
皆様のおかげで、今月は全日程満席!!!有難うございます。
来月もご予約が埋まってまいりました。
15日 残3席
18日 満席御礼
22日 残3席
29日 満席御礼
ご希望の方はこちら
1月11日のガレットデロワのレッスンもお申し込み受付け中です。
お土産つきですので、是非!詳細、お申し込みはこちら
最後までお読みくださり、有難うございました。