《愛》のお祝い
今日はバレンタインですね。
フランス語では別名《fête de l'amour (フェット ドゥ ラムール)》といい、まさに愛のお祝いと直訳します。
面白いことに、日本では女性から男性へ気持ちを伝える日となっていますが、フランスでは男女ともに気持ちを伝え合う日なので、男性から女性へ贈り物や花束が贈られたり、気持ちを伝えたりします。
日本のように義理チョコのシステムもなければ、ホワイトデーも存在しないのです!
我が家はというと、主人はこういった行事は「マーケティングに操られているようだ」と嫌がる気質ですが、もちろん自分がプレゼントやチョコレートをもらうことには大賛成。最近では、期待をしている様子さえ伺えるくらい。勝手ですよね!
とはいえ、私はイベントごとは大好きですし、最近は娘も一緒にチョコレート作りをするので、母娘でわいわい楽しんで仕込みます。
主人がオランジェットという、オレンジのコンフィにチョコレートをコーティングしたものが大好きなので、ここ数年は私のバレンタインチョコの定番となりつつあります。
数日前よりオレンジを煮てコンフィを作り、乾燥させて、そしてチョコレートがけ。時間と手間がかかっております!!
今年は、オランジェットに加え、Mendiants(モンディアン)という、ドライフルーツやナッツ類をトッピングしたチョコレートと、Pavée de chocolat(パヴェ ド ショコラ)という生チョコもつくり、チョコレートの詰め合わせが完成!
主人からは、バレンタインを前倒しして、週末に二人だけのディナーのお誘いがありました。久々に子供達はシッターさんにお願いして、二人でゆっくり話しながらレストランでお食事を楽しみました。 ついつい日常だと一緒にいるのに意外とゆっくり話をする時間がとれていないもの。。。。 子供が小さくても、フランス人たちはこうして大人だけの時間を大切にします。我が家でも、定期的に二人だけの時間を意識的に作っています。特に《愛》を囁き合ったわけではありませんが、二人の間に新鮮な空気が流れ、改めてお互いの存在を確認しあった夜でした。
さて、フランス人学校では、朝から女子達はバレンタインムード。そわそわしながら用意したチョコやクッキーを手にしています。どうやら東京のフランス人学校では日本スタイルで〔女子から男子へプレゼント〕のようです。
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