クリスマスの始まり

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。

とうとう12月に入りましたが、皆様案の定お忙しくされておりますでしょうか。

11月はギリギリまで秋レッスンを行っていた私は、まさに12月に入るギリギリの前日、慌ただしくクリスマスバージョンに家中の設えをチェンジしました。

昨年まではツリーの最後の飾り付けだけ、まさに美味しいとこどりをしていた子供たちも、今年は本体の設置から率先してお手伝いを名乗り出てくれたりと、ちょっとした子供の成長を感じては、心がじんわりした夕暮れ。我が家のクリスマスツリーはフェイクで、一本一本枝を開いていく作業が想像以上の時間を要し、芯の針金が腕に擦れては一人チクチクと戦っていたのですが、今年はそんな感じで小人とのおしゃべりを楽しみながらガーランドに灯りを灯したのであります。

飾りつけにもちょっとしたこだわりを入れました。

いつもは金・銀・赤・白と、カラフルに飾り付けをするのですが、今年は先月ワークショップで作ったお花のアレンジメントに合わせて、ツリーの飾りも白とゴールドの2色に絞ってみました。ちょっぴり大人向けの飾り付けになったように感じているのは私だけ？

見比べなければ通年と何も変わらない装いだとは自覚しながらも、これはもう自己満足の世界！

なんとなくお部屋に統一感が生まれたように思います。

それに梁にはいつもならモミの枝のガーランドをつけるのですが、こちらも今年は白一色に絞って白柳とパンパスで飾り付け。ワークショップの廃材を使って姉が作ってくれた可愛い飾りも天井からぶら下げておりますので、こちらも是非チェックしてくださいね！

テーブルにはもちろんワークショップで作ったアレンジメントをセンターピースとして使用しています。ちょっぴり厳かな雰囲気を表現したくて、久々に蝋燭にも火を灯しました。

今月のメニューを改めてご紹介。

前菜はホタテ貝のカルパッチョ。

これとっても簡単！

今月はメインとデザートに時間を要するので、前菜だけはとにかく簡単で時短のメニューでなければならなかったのです。だけど見た目は華やかで艶やかにいきたいのが「クリスマス」ってもの。

お刺身用ホタテに合わせているお野菜は自家製ピクルスにして一工夫。ここでは日常使い出来るピクルスの作り方が学べます。基本的なマリネ液さえ覚えたら、漬けるお野菜は自由自在！是非色んなシーンで登場させてほしいピクルスです。

続いてメインは仔羊のロースト。

こちらは正直に申しますと、ちょっと難易度高め。ハードルを上げているのはやはり塊肉の掃除の部分。皆さんはおうちで果敢にチャレンジされるも良し、ちょっと厳しいなという方はスライスされている子羊の骨付き肉でも美味しく出来ますので、まずはそちらから挑戦されるのも全然問題なし。もちろん、レッスンではカット肉の場合の焼き方などもお伝えしておりますので、ご安心くださいませ。

ちょっぴりプロっぽい姿をチラつかせるお肉の掃除を見ていただいた後は、付け合わせの「グラタンドフィノワ」。こちらは簡単！グラタンドフィノワはジャガイモのグラタンなのですが、グラタンというと日本ではすぐにとろけるチーズを乗せがちですよね？？でも今回ご紹介するのはチーズは使っていません。なのにこっくり濃厚でほくほくなのは、幸せな冬の味！

先日のレッスンでも、グラタンを頬張るなり思わず「やばいっ！」と、生徒さんがお喜びの声を漏らされておりましたのを、私は聞き逃がしはしませんでしたよ。そして心の中ではガッツポーズでした！

デザートはビュッシュドノエル。

ビュッシュドノエル

自分でもびっくりするほど軽いケーキが完成したのですが、ランチでは皆さんにもご同感いただいております。結構太い丸太（一カット）をお出ししても、軽いからペロリだったでしょう？？

洋ナシとチョコの丸太（一カット）

自分が試作であれこれ失敗したポイントがありますので、その辺りも詳しく解説しておりますので、過去に失敗経験がある方は是非、お聞き逃がしなく！

このレシピで学べること。

ロールケーキ用のスポンジ生地。絶対ひび割れせずに巻けるはず！
生チョコクリーム。ビターで甘すぎないのが売り！
洋ナシのコンポート。このまま食べても美味しい保存確定レシピです。

テクニック面でもロールケーキの巻き方や模様の描き方など、じっくり注目してくださいね。

今回は塊肉を取り扱うにあたり最少人数を設けさせていただきましたが、お陰様で全日程賑やかに開講するに至っております。そしていつもはメインに合わせて、白か赤どちらかでのワインのご用意ですが、今月は白赤両方揃えてお待ちしております。だってクリスマスですもの！！一足お先に、みんなでクリスマスをお祝い致しましょう。