12月レッスン
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
先週よりスタートしております12月のレッスンですが、バタバタしていてリポートが追いついておりませんでした。。。
今日はお料理内容をアップします。
クリスマスにもお使いいただけるラインナップです。
まずはシュワシュワっと、乾杯！
フランスのボルドー産の葡萄で作った濃厚で芳醇なジュースを炭酸水でサイダーにしました。このジュース、かなりのこだわり派で、ワインと同じヴィンテージの葡萄の木を使用。無添加でオーガニックなので、安心してお子様にも飲ませることが出来ますし、アルコールが苦手な大人の方にも満足いただけます。
通常は星つきレストランに卸しているので、購入できる場所といえば、直営ホームページくらいなのですが、現在お教室では特別販売中!なんと直営店よりも20％お安くお買い求めいただけます！
ご興味のある方はお声かけ下さいませ。
750ml/2000円（税込み）
Menu
ーCoquilles St-Jacques, Etuvees de Poireaux
帆立貝のポワレ、ねぎのクリーム仕立て
ーConfit de Cuisse de Poulet
とりもも肉のコンフィ
ーParis-Brest
パリブレスト
メインは、鶏肉のコンフィです。
コンフィは調理法のフランス語で、低温の脂でじっくり火入れすること全般を指します。冷蔵庫もなかった時代の食用肉の保存方法のひとつでした。
文明が発達した現在もなお、素材のうまみを引き出す手段のひとつとして引き継がれています。
特に有名なのは鴨肉のコンフィでしょうか。ビストロの定番メニューです。これを、鶏肉でアレンジしました。
日本ではクリスマスといえば、チキンがやっぱり定着しています。クリスマス前になると、スーパーでも、骨付きの立派なチキンが出回りますので、是非チャレンジして欲しいメニューです。
前もって仕込みが出来るので、クリスマス当日はバタバタせずにあたためるのみというのも嬉しいポイント。
皆さんはクリスマスは何を召し上がられますか?
やはりチキン？
先日フランス人の主人と、このチキンについて我が家で討論になりました。もともと日本の文化ではないのだから、欧米やヨーロッパとは違って当たり前。
そんな中、クリスマスにケンタッキーで行列をつくる日本人を滑稽に感じるといいだしたのです。（正直、私もクリスマスの夜にわざわざケンタッキーに行列を作るほど人気だということにびっくりしましたが。。。）
もちろんケンタッキーでお祝いするのがいけないというわけではないですが、フランス人たちのクリスマスに対する思い入れは確かに日本人のそれとは重みが違う。年に一度のメインイベントなので、ママンの手料理を家族揃って囲むのが当たり前。だからケンタッキーどころかレストランでお祝いすることさえも珍しいことなのです。
彼にしてみたら、西洋の文化を馬鹿にされたと感じたのでしょうか。そして、何故か私も日本人を馬鹿にされたような気になり、癪に障りました。
ところがよくよく調べると、「クリスマス＝チキン」という構造はこのケンタッキーが打ち出したマーケティングの成果だったというのです。皆さんはご存知でしたか？
七面鳥が手に入らない日本での苦肉の策として、外国人がフライドチキンをクリスマスに購入したことがきっかけとなったそうです。
では、フランスではどうでしょう。。
確かにフランスで「クリスマス＝チキン」という発想はありません。
七面鳥は出回りますが、実際には普段から丸焼きチキンをしょっちゅう食べる習慣のあるフランス人にとっては、たとえそれが七面鳥に代わったとしても、あまり特別感は感じられないのです。。。なので七面鳥にこだわることなく、ふだんはあまり買わないような高級な食材を並べて特別感を出したり、自分達の好きな塊肉をローストしたりする家庭も多いような気がします。
何はともあれ、クリスマスは家族で過ごす大切な一日。みんなで楽しく食卓を囲めたら成功です！
準備段階から情熱を注ぎ、気分を盛り上げ、クリスマスを目一杯楽しみましょうね！
次回はテーブルコーティネートについて書きますね。
お楽しみに。
12月レッスン
21日2席のみご予約受付け中です。
その他の日程はキャンセル待ちとなります。お申し込みはこちら
1月のスケジュールも発表いたしました。
詳細、お申し込みはこちら
11日はガレットデロワのイベントレッスンも行います。
こちらは、パイ生地を織り込むところからお見せいたします。今年はチョコレート風味にアレンジしたガレットデロワをしようと計画中！！！確定したら、また発表いたします。お一人一台ガレットのお土産付き。
料金：9000円（レッスン、ランチ、ドリンク、ガレットのお土産込）
お申し込みはこちら
