top of page

秋休み

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons... の和実です。


10月後半から11月初旬にかけて、子供達の学校は秋バカンスでございました。毎回ではありますが”2週間”というバカンスは計画し甲斐があるほどの長期間。夏のバカンスが終わるや否や、というよりも正確にはフランスから帰国するや否や、すでに夫婦揃って旅行欲に駆られておりました。というのも夏のフランスでは、意外にも核家族単体で過ごす時間がほとんどない状態でどこか不完全燃焼というか、家族でゆっくり旅行に出かけたいという思いが募っていたのです。そこでこの秋休みは「家族でゆっくり過ごす旅」をテーマに掲げ、沖縄県石垣島へと飛び立ったのでございます。



ベース基地としてお世話になったホテルは《フサキビーチリゾートホテル》。リゾートホテルというだけあって、ホテルの中で一日中遊べる施設が充実していて子供はもちろん大人も大満足。



目の前のビーチでは監視員がいて、決められた場所以外で遊泳したら1分もしないうちに注意されてしまいますが、ポジティブにとらえると安心安全なビーチ。遊泳指定場所の中にはシュノーケルスポットもあるのがうれしい点で、そこにはサンゴと南国らしいお魚たちがきちんと生活していました。しかもカクレクマノミまでいるではありませんか。突如現るそのサンゴ岩はちょっと不自然で、どこかから移築したのではないかと私は今でも疑っていますが、スタッフさん曰く自然に自生しているとのこと。。。怪しいなあ。でもまあ、ホテル前で気軽にお魚を見れるのはやっぱりうれしい。



海も楽しいですが、子供たちはプールへ流れていくのが定め。キッズパークもあるものですからそれはそれはノンストップではしゃいだ子供達。



11月といえども気候は27~30℃で滞在中はほぼ毎日晴天。海もプールも、入ってしまえば寒くなかったものの、長時間入っていたり日が暮れ始めたら冷えるので、そうなると今度は室内の温水プールへ移動。ちなみに、念のためウエットスーツも持参しましたが、私たちには必要なかったです。


ホテルのプールでは小学生以下は泳ぎが上手なお子様でも子供だけでの遊泳は禁止されていて、これまた1分もたたないうちに監視員に注意されてしまいます。我が家は長女が中学生ということで監視員の目は免除されたので、大人も気楽に過ごせました。私は気が向いたら泳ぎもしましたが、専らプールサイドで読書したり昼寝したり。私も主人もすっかり忘れていたけれど先月は結婚15周年だったので、プールサイドのバーでちょっくらデートタイムも。乾杯しながら互いに相手を労いました。オーダーしたミモザはスパークリングワインをシークワーサーやタンカンで割った沖縄バージョンで美味しかったです。



ホテルの中だけでもバカンスを完結できますが、私たちはうろうろしたいので日中はレンタカーであちこち観光へ。


ある日はマングローブのカヌーツアーに参加。根っこをかき分けながら姿勢を低くして漕いだり、洞窟でコウモリを見たり、子供達の冒険気分を高めてくれるアクティビティでした。




とある日はミシュランのグリーンガイドで3つ星を取得した川平湾へ。ポストカードのような景色が広がるそこでは、石垣旅行の代表的アクティビティ「グラスボート」に乗船。



潮の流れが速い場所なので、きれいに見える時間帯を事前に尋ねたところ、その日は朝一番がベストだということで早起きしていざ出陣。珍しい青サンゴも魚も本当にきれいだったなー。幸運にもウミガメに出会えたときはみんなで大興奮!遊泳禁止地区なだけあって、海のきれいさは断トツでした。



その後少し移動して島一番のシュノーケルビーチといわれている「米原ビーチ」へ。波打ち際は白骨化したサンゴがたくさんで環境問題の現実を目の当たりにし、考えさせられるものがありましたが、生きているサンゴの周りでは、水族館並みのカラフルなお魚をたくさん見れて大満足でした。


米原ビーチの近くにある天然記念物のヤエヤマヤシ群落にも寄り道。大きなヤシの前では私たちはちっぽけで、自然の偉大さを肌に感じます。



見学できる遊歩道は、あっという間にぐるっと見終わってしまうくらいの小規模ですが、日中の暑い時間帯に涼を求めて、また立ち寄りたいパワースポット。


ある日は馬好きの娘と一緒に、海岸で乗馬もしました。水中を歩くときは私たちと一緒でお馬さんもやっぱり足取りがいつもと違う。どことなく重い感じで、伝わってくる筋肉の動きからも足も高く上げているのが分かりました!



お世話になったクラブは”お散歩”というコンセプトだったので、速足や駆け足などは一切できなかったことがちょっと物足りなく感じたものの、娘が喜んでいたからまあいいっか。ちなみに女子が乗馬をしている間、ボーイズたちはホテルの桟橋で釣りを楽しんでいたみたい。


またある日は島の最北端を目指してドライブ。途中立ち寄った「野底マーペー」山のトレッキングが想像以上に良くて感動でした。


頂上にある岩からの眺めは360℃絶景で、みんなにも絶対見てほしい景色。若者たちはこの不安定そうな岩の上で、無邪気にはしゃいでポージングしていましたが、私は写真の表情からも読み取れるように強風でバランスを崩さないかと恐々で、記念撮影はおとなしく座ってパチリ。このトレッキングにはショートコースもあるお手軽さがまたうれしいところ。きっと子連れ旅行でも取り入れやすいはず。


さらに北上してドライブの目的地「平久保崎灯台」へ。海の色がいつも見ている相模湾とは別物!そこから見える平野ビーチにも立ち寄りましたが、人っ子一人いない貸し切り状態で大自然を独占した贅沢な時間でした。

ガイドブックに載るような代表的なビーチではないけれどきれいな海で、ここでもシュノーケル。珍しい模様の真っ青な「タテジマキンチャクダイ」に遭遇したのもこのビーチでした。最北端ということもあって普段から観光客の姿はあまりないそうで、シャワーやトイレもないけれどその分穴場。子供たちはここではアリ地獄ならぬヤドカリ地獄を作るのに夢中になっていたっけ。


そうそう。ヤドカリさんで思い出した事件がありました。海でヤドカリを見つけるとそのかわいい姿に魅了され、捕まえては手のひらに乗せて移動する様子を観察したりしますが、石垣島でもいつものようにヤドカリで遊んでいた息子。すると急に泣き出したので何事かと駆け付けたら、ヤドカリに手のひらを挟まれているではありませんか。島ですくすく育ったそれは結構大きめサイズ!ヤドカリは一向に力を緩める気配はなく、、、とりあえず部屋に戻って水につけてみようと移動していたらヤドカリが自ら力を緩め、地面に落ちる形で一件落着。爪がある生き物ですから想定できたアクシデントかもしれませんが、初めてのことに私はどうしたらいいのかわからずあたふた、息子も痛さとパニックとで、ちょっと苦い旅の思い出となりました。皆さんも磯遊びの際はご注意を!!


今回の旅行でのお食事は、朝食はホテルの充実バイキングで昼夜は外食。下調べが不十分だったので美味しくないお店にがっかりしたり、チェックしていたお店がディナー営業していないなんてことも多く、危うくレストラン難民になりそうになった日もあったりしました。そんな中数少ないリストではありますが、気に入ったお店をメモっておきますね。


①「茶房うふた」の八重山そば。

柔らかく煮込まれた豚肉とお出汁がおいしかったなー。こちらは北上するドライブの道すがらに立ち寄りました。ちなみに茶房と店名にはあるけれど、かき氷はがりがり氷に人工的な甘くて着色料たっぷりシロップがかかっているタイプのもので、これにはがっかり。ここでは八重山そばに集中すべし!



②タコライスが食べたいという家族の要望に応えてたどり着いたお店「SAN DRIP GARAGE」。

タコライスもさることながら、前菜で頼んだマグロとアボカドのポキも美味しかったです。



③沖縄といえばやっぱり外せないのが民謡居酒屋ではないかしら?観光客丸出しと言われようと私はこの雰囲気がやっぱり好き!子供達ともワイワイ楽しみたくて訪れたのは「うさぎや本店」。

三線の音色に合わせて沖縄古典民謡からBEGINまで、幅広くはありますがお馴染みの選曲。お決まりのお囃子やカチャーシーはもちろんのこと、ここでは「三板」と呼ばれる沖縄伝統カスタネットも配られ、お客も参加型の演奏会が楽しかったです。



エイサーも踊って見せてくれました。太鼓を打つ力強さと言ったら、それはそれはものすごい迫力で。とてもかっこよかったです。演技前に寝落ちしてしまった息子を気遣って、「大きな音で起こしてしまうかも。。。」とお声掛けくださったことも、とっても好印象でした!




④南国フルーツのジュース屋「川平ファーム」。

メニューはマンゴージュースとパッションフルーツジュースの販売のみですが、濃厚で味は間違いなし!テラスでは眺めを楽しみながらジュースをいただくことも可能。




焼肉屋さんや沖縄料理、イタリアンなどにも行きましたが、美味しいと胸を張ってご紹介できないので省略。美味しいと噂の有名店は1か月も前から予約しないといけないところもあるそうで、今回の経験をもとに再訪の際はしっかり予習して、お店確保したいと思います。


計画段階では竹富島などにも日帰りで立ち寄る予定でしたが、結局石垣島に留まり続た6日間。石垣島だけでも見どころがたくさんで、時間が足りずまだまだ周りきれていないくらい。離島はまた別の機会の楽しみに取っておくことにします。


記事を書きながら旅の余韻に浸っておりますが、いよいよ来週からは11月のレッスンが始まります。少しお席ありますので、もしご都合よろしければぜひ遊びにいらしてくださいね!


14日 残1

17日 残2

21日 満席御礼

24日 満席御礼


ご予約はこちら。


サブスクレシピは対面初回日(14日)に合わせて公開。もう暫くお待ちくださいね。


今日も最後までお読みくださり、有難うございました。

最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page