夏休み

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。

遂にオリンピックも開幕し、夏本番の今日この頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか？

私はというと、今月頭から公立小学校にお世話になっていた子供たちも夏休みに入り、ますますバカンスモードの我が家。テラスに設置したプールで涼を感じると同時に、子供達の有り余るエネルギーを発散させながら過ごしています。プールで遊んでいる時ばかりは家の中に静けさが戻るので、テレワークの我が家としてはもっぱらプールです。

さて、7月のおうちdeレッスンも順に配送終了し、すでに体験していただいた方も。またキットを調理されたご感想や、実際にレシピを再現したご感想なども是非お聞かせくださいませ！

今月のレッスンメニューはこちらでした。

ーグリーンガスパッチョ

ーポークロティ、オルロフ風

ー昔ながらのあんずのタルト

ガスパッチョは本来はトマトベースの赤い冷製スープですが、きゅうりをベースにしているのでグリーン！ハーブも清涼感を感じるミントやディルを組み合わせているので、爽やかさを感じて頂けたと思います。カクテルのモヒートのような風味の食べるスープという感じ。凍らせてグラニテにアレンジするのもいいかもしれませんね！

トッピングには鯛を酢締めにしました。これはまさに「しめサバ」と同じ要領。

スープに合わせてもらうのはもちろんのこと、これだけで酒の肴にしてもらってもいいし、薄切りにして軽くオリーブオイルを垂らしてカルパッチョに、角切りにしてセロリや玉ねぎなどの香味野菜と合わせてセビッチェにしても。アレンジしやすいお味なので、是非鯛の酢締め単体でもトライしてみて下さいね。

メインのポークロティは、オルロフ風と記載していました。

「オルロフ風とは何ぞや？」と思われた方も多かったのではないでしょうか？

オルロフというのは、ロシア皇帝の人名です。その昔パリ大使としてフランスに常駐していたオルロフに従事したフランス人料理人が、彼のために考案したお料理の数々がオルロフ風として、今でも受け継がれているのです。

今回のポークロティに関していえば、塊肉に色々な具を挟み込むという手法がまさにオルロフ風なのです。本来はさらにベシャメルソースのような濃厚ソースをコーティングして焼き色を付けたりと複雑になっていくのですが、今回は夏ということでソースはライトにアレンジしています。

デザートは昔ながらのシンプルなタルトをご紹介しました。

型も使わず流し込む生地もなく、簡単に出来るのが魅力的なレシピ。シンプルだからこそ、あんずの美味しさが前面に引き出せるデザートでした。

しかし、あんずの旬が短く、残念ながらもう収穫終了、、、。

でもご安心ください！

あんずが終了したら是非プラムでチャレンジしてみて。あんずは種取りが簡単な反面、プラムは包丁でカットしなければなりませんが、お味はあんず同様美味しくお召し上がり頂けます！

レッスンとは別に、企画物として《季節のおやつ便》もご提案させていただきました。

内容はルバーブジャムとパレブルトン（ブルターニュ地方伝統の焼き菓子）のセット。

毎年取り寄せている無農薬のルバーブを今年も農家さんから直送していただき、新鮮なうちにジャムにしました。毎年楽しみにして下さっている方々もいらして、今年もまたご案内できたことを嬉しく思います。

ルバーブはビタミンⅭやカリウムが豊富なお野菜。カリウムは汗と共に体から排出されてしまうので、汗をかきやすい暑い夏にはピッタリの食材とも言えますね。

ジャムはパンやビスケットに付けて食べるのはもちろん、ヨーグルトにいれるのもおすすめ。先日私はジャム大さじ１をグラス一杯の炭酸水で割ってソーダにしましたが、こちらもおすすめ。ピンクのグラデーションがきれいで、見た目も可愛いでしょう？

ジャム用に取り寄せているルバーブですが、ちょっぴり我が家用にキープするのも毎年のこと。そしてせっせとおやつにタルトを作るのです。

これがまた美味しくって。大好きなデザートの一つです。

どうにかして、皆様にもこのタルトをご紹介したいなーと計画しています。また何かの企画で！！

さて夏休みに突入しましたが、今年もwith コロナのバカンス。

もともと人混み嫌いなうえ、遊園地などのレジャー施設を毛嫌いする主人がいますから、そういう類の密になりそうな場所とは無縁な我が家。人混みを避けながら自然と戯れてバカンスを楽しんでいます。

子供達は主人の影響で最近ヨットスクールに。そのため家族総出で週末は決まって海で過ごしております。子供がヨットスクールの合間、私たちはビーチでのんびりしたり、釣りをしたり、SUPをしたり。昔はそんなに海が好きだったわけではないのに、子供たちに自然と戯れてほしいと思っていたら、いつの間にか私にとっても、海は身近な存在になっておりました。