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保存食のあれこれ

こんにちは。


お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


今週から我が子達のバカンスが始まりました。

3月頭から始まった自宅学習は結局2か月間まるまる続いたため、子供も私もいつも以上に待ち望んだバカンスです。とはいうものの相変わらずの外出自粛なので、あまり生活スタイルは変わりませんが、とにかく勉強はお休み!出来るだけ伸び伸びさせてあげようと意識している今日この頃。


さて、先日は小池都知事が「お買い物は3日に一度」を推奨されていました。


私は自粛生活になってからというもの、極力外出しないようにしていた結果、気が付けばここ最近は週一回のペースでの買い出しとなっていたので、3日に一度というのは個人的には緩く感じました。


もちろん世帯の大小や冷蔵庫のサイズ、ストック場所の確保やその他諸々の事情がありますので、受け止め方は人それぞれ。


ですがいつもより少しでも外出頻度を減らすことで、自分たちをウィルスから守られるのなら。そしてそれが結果として国内の感染拡大防止につながるのなら。私たちそれぞれが出来る範囲での努力や工夫はやはり必要ですね。


お買い物頻度を減らすアイデアの提案として、レッスンでもご紹介したリエットはいかがでしょう?リエットはもともと保存食です。冷蔵庫が空っぽになり始めたころに、ちょうど味がなじんで食べ頃になっているはずですよ!コンフィも同様に保存食です。是非作ってみて下さいね。



レッスンでもよく登場するハーブたちも保存できます。

フレッシュな状態で少し使ったまま、冷蔵庫の奥で残りがちの方もいらっしゃるのでは?

そんな時は是非《Pistou/ピストゥ》にしてみましょう。ピストゥというと聞きなじみがないかもしれませんが、パスタソースによくあるバジルのジェノベーゼソースもそのひとつ。実はバジル以外のハーブでも美味しく出来ます。



ハーブピストゥの材料


フレッシュハーブ   2パック

オリーブオイル      適量

すりおろしニンニク    少々

松の実      10~20g

塩            少々


作り方はいたって簡単です。すべての材料をハンドミキサーで撹拌するだけです。

量は濃度を見ながら調整するしかないのであえて記載しておりませんが、ハーブ半量を少量のオリーブオイルで撹拌し、ペースト状になったところで残りのハーブと松の実を加えると濃度が出やすいうえ、ハーブの鮮やかな緑色がきれいに出ます。


*最初から全量のハーブを加えるとミキサーの刃がハーブを傷めてしまうために色が黒ずんでしまいますし、刃を空回りさせないようにするために、ついついオイルが多めになってしまうのです。


*少量で作る場合はすり鉢で合わせるのがおすすめです。あらかじめハーブをみじん切りにしておくとよいでしょう。


松の実の代わりにクルミやヘーゼルナッツなどでも美味しく出来ます。ナッツ類は使用する前にオーブンやトースターで軽く炒って、香ばしい香りを出しておきましょう。


バジルの場合は、このピストゥにさらにパルメザンチーズを加えるとイタリアンなジェノベーゼソースが完成します。


レストランでは、ニンジンやカブなどの野菜の葉っぱもよくピストゥにしていました。ものによっては苦みが出ますが、アクセントにはおススメです。


オイルに浸かっている状態なので保存が利くのはもちろんのこと、パスタソースとしてだけでなく、いろんなお料理に応用が利くのもいいとろ。



私もパスタ以外にも色々作りました。残り物の「ぶりの塩焼き」をほぐしながらピストゥで和えたり、マヨネーズとの相性もいいので、鶏むね肉や茹でたジャガイモをピストゥとマヨネーズで和えてサラダにしたりしました。サンドイッチの具としてもおススメですよ。


シンプルに焼いただけのお肉にたらーっとかけるだけでも、美味しいです!


ハーブが手に入ったら是非やってみて下さいね。


先日も我が家のご飯としてご紹介していたサーモンマリネもまたしかり。

こちらもお刺身用のサーモンを塩でしめておくことによって、数日保存期間が延長されるから嬉しい一品です。



今日もまた簡単に出来るお料理をご紹介!


イワシのオーブン焼き


イワシの3枚おろし   8枚

カッテージチーズ 100g

レモンの皮      少々

イタリアンパセリ   少々

塩          少々

エスペレット唐辛子  少々


*エスペレット唐辛子はバスク地方の唐辛子ですが、なければコショウで大丈夫です。


作り方

①イワシは骨を抜いておく。

②カッテージチーズに、レモンのゼスト(皮)、パセリのみじん切りを加え、塩、エスペレット唐辛子で味を調える。

③イワシの両面に軽く塩を振り、ティースプーン一杯の②を包み、つまようじで止める。

④オーブン皿にイワシを並べ、軽くオリーブオイルをかけ、180℃のオーブンで15分ほど焼く。


⋆表面にパン粉とパルメザンチーズを振りかけても美味しく出来ます。

*パセリに限らずタイムやマジョラム、ディル、チャービルなど、色んなハーブでできます。


お好みでレモンを絞って下さいね。ボナペティ~!



おうち時間を利用して挑戦していた編み物はというと、、、

先日無事完成いたしました!!



素人ながら完成したそれは少々の歪みはあるものの、一応カバンとしての機能は果たしてくれそうです。早く手編みバッグを片手にお出かけしたいものです。


今日も最後までお読みくださり、有難うございました。




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