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エイプリルフール

こんにちは。

今日から4月。新学期のスタートです。

気持ち新たにスタートしたいところですが、まだまだ落ち着かない毎日ですね。


とはいえ今日は何といってもエイプリルフール。フランス語では《Poisson d'Avril/ ポワソンダブりル》と言って、直訳すると4月の魚。


それにちなんでお魚の絵を描き、それを気付かれないように誰かの背中に貼るというかわいい子供のいたずらがフランス流エイプリルフールなのです。


我が家も毎年恒例の「いたずら」で一日がスタートいたしました。

お魚作りは自宅学習の課題(年長さん)の一つでもあったので長男とせっせと作り、狙うはテレワークで在宅中のパパの背中‼

長男はパパの背中にたくさんお魚を貼ってご満悦ですが、この時まさか自分の背中にもお魚が貼られているとはつゆ知らず。



毎日自宅での勉強は集中するのも難しいけれど、先生方も本当によく対応してくださっております。カリキュラムもしっかり組まれているし、家でも楽しみながらできるように工夫されています。インターネットを通じて授業が行われることもあれば、クラス会議の後は休み時間を設け、お友達とも雑談できたり。もちろんネット環境を整えるなどの親の協力は不可欠ではありますが、フランスのシステムがいかに進んでいるのかを目の当たりにしている今日この頃。

すでに東京では新学期の学校再開を見送る決断を下した学校も出てきました。果たして日本の学校が新学期以降、どのように授業の対応するのかが気になるところです。



5歳の息子の在宅課題を少しご紹介。

先生が録音してくれた絵本の読み聞かせやお歌があったり、アルファベットを書く練習や簡単な足し算など算数系のお勉強、ヨガやエアロビクスなどの体育もあります。

そして今回のお魚作りのように幼稚園らしい工作もあるのですが、なにせ自宅で行わなければならないのでお料理関連も多々あり。


先日は「きょうりゅうのたまご」を作りました。



茹で卵を作ったら軽く殻全体にヒビを入れて、食用色粉を溶いた水につけて染めます。

数十分置いたあと、皮をむくと出来上がり。

これには子供も大喜びで、何回も作っていましたね。。。


我が家にはマカロン用に色粉を数種常備していましたが、お持ちでない家庭も多かったはず。。。その場合は染まりにくいけれどお醤油でも代用できます。


その他に子供が喜んだ課題はというと、、、

数種のフルーツを用意し、目隠ししながら触覚や味覚、嗅覚を鍛え、最後は全部カットしてフルーツサラダを作るというもの。課題をこなしながらデザートまでできるのですから、ママにとっても一石二鳥!



フルーツサラダは基本的にはどんなフルーツを入れても美味しく出来ますが、おススメは果汁の多い柑橘類(グレープフルーツなど)とマンゴー!それに食感をプラスするためにリンゴは欠かせません。柑橘類はリンゴなどが酸化して変色するのを防ぐ効果もあるので、もしなければレモン汁を少し加えて下さいね。



そういえば昔働いていたパリのビストロでもフルーツサラダを出していました。さすがにレストランではフルーツをカットしただけではありません!!

フルーツの他にミントなどのハーブとタピオカも入れて、スパークリングワインを注ぐとおもてなしにも使えるレストランのデザートに早変わりです。


余談になりますがタピオカって、フランスでは「日本のパール」と呼ばれているのはご存じでしたか??

《Perles de Japon/ ペるル-ドゥ-ジャポン》がタピオカです。ここでいうタピオカは白い小粒タイプのもので、見た目にも半透明で確かにパールっぽい。ここ最近日本で流行ったタピオカドリンクの黒々とした大粒タイプではありません。

タピオカは日本にとっても外来品ですが、フランスではアジアンなものがごちゃ混ぜになっていることはよくあることで、どうやらタピオカは日本の真珠とイメージが交差して定着したようです。。。


フルーツサラダは、思い立ったらすぐにできるのも嬉しいデザート。

お家にあるフルーツで是非作ってみて下さいね。



今日も最後までお読みくださり、有難うございました。




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