最長記録
- 3月20日
- 読了時間: 7分
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
3月中旬はお別れのシーズン。卒業生の皆様、ご家族の皆様、この度はご卒業おめでとうございます。立派に成長されたお姿に目頭が熱くなった親御さんも多いことでしょう。
次のステージへと進むお子様たちへの労いのお食事会をと、腕を振るうお母様もいらっしゃるのではないかしら。そんなハレの日に、私がレッスンでご紹介したお料理たちがもしも登場していたら、そんな嬉しいことはありません!久々のレシピで確認事などございましたら、遠慮なくお尋ねくださいね。
我が家も長女は15歳。今年中学卒業に当たりますが、フランス学校の年度末は6月末。それにエレベーター式の一貫教育なので、このタイミングでは特に何もありません。私の涙は3年後の高校卒業式までお預けです!
さて、3月のレッスンが今週から始まっています。今日はレッスンリポをお届け。
タイトルにあります「最長記録」から、なんとなく想像されているでしょうけれど、今月のレッスン、多分今までで一番デモンストレーションが長い!長くなってしまう理由は色々あるものの根本的な原因は、あれもこれもご紹介したいと詰め込みすぎちゃった結果、パーツが多くなってしまったこと。。。もちろん簡素化することや端折ることも出来ましたが、せっかくならわざわざお越し下さるみんなに特別感や、レストランでお食事するときのような高揚感を味わってもらいたい。と思うと、やっぱり今回の結果になってしまうのです。時短などとは程遠く、タイムパフォーマンスを重視する今の時代の中で、まったく真逆の発想ではございますが、客観的に分析すると生徒さんが私に求めるものは、やはり実際にレストランの現場で働き追及してきた味覚と、ガストロノミーの世界で培った細部のディテールなのかなと。もちろんその中で時短できるところはどんどん取り入れ、大いにタイムパフォーマンスを上げていきたいところではありますが。なので来週ご参加の皆様も、どうぞ時間に余裕をもって、覚悟してご参加下さいませ(笑)
3月のレッスンリポ、まずはテーブルコーデのお話。
春の訪れを教えてくれる代表的植物「クリスマスローズ」。駐車場の隅に植えられているせいで、普段は車の陰にいるという環境に加え、パワフルすぎる葉の勢力に埋もれてお花が見え隠れしてしまっている我が家のクリスマスローズ。そんな引っ込み思案な彼女たちにスポットを当て、お花部分だけを蝋燭と一緒に水に浮かべて飾ってみました。水に浮かぶ蝋燭だと炎の位置が低くなり、お花が燃える可能性もあるので、高さのある普通の蝋燭を置いているだけです。各お席にもオーナメント型の花器にクリスマスローズを活けて、センターピースとのつながりを持たせています。
スモーキーピンクのクロスに合わせたのは、ソレイアード生地のナフキン。知る人ぞ知る南仏のブランドのテキスタイルです。今月のメイン料理「ブイヤベース」が南仏料理なことから、それに合わせてストックしていた布で手作りしました!【SOULEIADO/ソレイアード】はこの地方の古い言葉で「雨上がりの雲の間から射し込む陽の光」を意味しているそうです。ソレイアードを知る人の目には、テキスタイルを見るだけでプロバンス地方の陽気な雰囲気やラベンダー畑、はたまたマルセイユの港町の景色が広がっているのではないかしら??
ユザワヤなどの身近な生地屋さんでいろんな色柄のものが豊富に揃っています。テーブルクロスやナフキン、クッションカバーなどのインテリアパーツに取り入れるだけで、簡単にプロヴァンススタイルのインテリアコーデが作り出すことが出来るので、これから夏のシーズン特におすすめ!お裁縫がお好きな方は是非チェックしてみてね。
お次はお料理。
前菜はグリーンピースのフラン。フランはプリンや茶わん蒸しのような、卵の力で蒸し固めるお料理の総称。グリーンピースに限らずいろんなお野菜で作ることが出来ますが、加熱しても鮮やかな緑色がキープしやすいのがグリーンピースのいいところ。フレッシュのさやえんどうを大量に揃えるのは大変ですが、レッスンでも使用しておりますが冷凍グリーンピースだと年中作ることもできるし、安価なので、ぜひぜひ作ってみてほしい。優しいお味とテクスチャーは小さなお子様にも喜ばれるはず!

フランに飾ったベーコンのチップスも、レストランではよくやるアイテムですが、ちょっとしたひと手間で仕上がりに差が出ます。おもてなしの時には重宝することでしょう。
長丁場になった理由の一つは、メインのブイヤベース。魚をおろす作業もお見せしたいし、じっくり煮込んで美味しいスープを味わってもらいたい!バラエティ豊富な具材で味の深みも出したい!と、かなり本格的なレシピをご紹介しています。だから作る私も本気。本気で作ったものだからレストランに負けない自信もあります。ですがご安心ください。魚屋さんで3枚おろしに下処理をお願いしたり、魚のあら(鯛の頭がおすすめ)を上手に利用すると、ぐんとハードルは下がるはず。
ブイヤベースは生徒さんからのリクエストだったのですが、その生徒さんが心ゆくまで堪能して下さるお姿に、頑張った甲斐があったなと嬉しくなりました。

付け合わせに添えているのはトーストしたパンとルイユ。マヨネーズのように見えるものが「ルイユ」です。これはブイヤベースには必ずセットで出てくるもので、ニンニクのピリッとした風味がアクセントのソース。マヨネーズと違ってオリーブオイルを使用する点は、さすがプロヴァンス料理といったところでしょうか。じゃが芋で繋いでいくところも特徴的。
ルイユは多めにできるので、きっとみんなも残るはず。そんなときはサンドイッチ作りの際に、バターやマヨネーズ替わりに使用してみて。かくいう私も昨夜、小腹が空いたのでトーストしたパンにルイユを塗り、アボカドを乗せて軽く塩コショウ。たらりと香り高いオリーブオイルをかけて、アボカドトーストを作り、夜中に一人頬張りました!
そのほかには今のシーズンなら旬のホタルイカに合わせて食べてみて!とある日の我が家の一品です。酢味噌感覚でルイユを添えました。洋風に早変わりしたそれは、ワインの肴にもピッタリですよ。

デザートはみんな大好きイチゴパフェ。3月のデセールを考え始めた段階では、イチゴソルベのみでした。そこからいろいろアレンジしているうちに、フランスでよくある「ベリーのティラミス」にインスパイアされながらパフェへと変身を遂げたのです。その結果、パーツが多くなってしまいました。。。これがもうひとつの、最長記録を導き出した理由でございます。

ですが、完成形を食べたらきっと全部作ってみたい!と思ってもらえるはず。どのパーツもそれぞれに意味があり、風味、食感、温度などそれぞれ違うものが口の中で複雑に融合し、美味しさに深みを持たせてくれているのです。
まずはレッスンで完成形もお楽しみいただきたいのだけれど、各パーツのみで美味しいデザートを完成させる方法もしっかり伝授しておりますので、おうちでは作りやすいパーツからチャレンジしてもらえれば幸いです。
今月はご予約日に偏りがありましたので、当初予定しておりました開催日を縮小しております。残る開催日は25,27日の2日のみ。ご都合つきましたら是非いらしてくださいね!
3月お申込みはこちら。
そして、先日ブログでもご案内させていただきました「春のインテリア&フラワーアレンジ&フレンチレッスン」のコラボレッスンは、有難いことに両日満席となりました。お申込みいただきました方々にはご満足いただけるよう、しっかり準備を進めてまいりますので、お楽しみに。またブログでもリポートさせてくださいね。

最後に、4月レッスンのお知らせ。
14,15,17,21日の4日間で開催いたします。相変わらずメニューが確定せぬ状況での募集開始ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。なんとなく頭の中ではローストポークとか、レアチーズケーキなどが浮かんでおりますが、さて、どうなることやら。
4月レッスンのお申込みはこちら
今日も最後までお読みいただき、有難うございました。巷は春休み!皆様も素敵なお時間をお過ごし下さいませ。
では、また。

























コメント