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上ずる声

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


昨日からスタートした10月レッスン。

お料理もテーブルもすっかり秋色に変わり、季節の移ろいを楽しんでおります。レッスンの様子もお伝えしたいところですが、今日はひとまず先日のラジオ出演について綴りますね。



ブログやインスタでアナウンスさせていただいていたラジオ出演。

民放局で埼玉県の一部地域限定の放送だったので、大半の方、いやきっと私の知る限り全員が、わざわざアプリを利用してまで聞いてくれていたことでしょう。それに加え21時からという時間帯は、子供のお世話や家事に追われて忙しい時間だったでしょうに、「聞いてたよ」と多数お声をかけて下さり感謝の気持ちでいっぱいです。


どういういきさつでラジオ出演に至ったのか、みんな気になるところかな?


実は今回出演させていただいたラジオ番組《Yukiee's Picky MODE》の、MCを務めているユッキーさんはお教室の生徒さん!昨年末に参加したフワラーアレンジメントのお教室でご一緒させてもらったのが最初のご縁。その後今年1月からお料理教室にご参加下さるようになるや否や、その翌月には私の病気が発覚。この時点では皆様に健康上の問題というだけに留め、まだ病名は伏せていたのですが、彼女は私の様子に何かピンとくる直感を感じたそう。その後お話を重ねながら私が病名を告知するに至るのですが、実は彼女も同じく乳がんを経験されていたことをお話下さり、それからは色々相談にも乗ってもらいましたし、彼女の経験談も参考にさせてもらい、とっても心強かったのを今でも覚えています。


今月はピンクリボン月間という事もあって、彼女の番組で一か月間にわたり「乳がん」を話題に取り上げるという流れで、癌経験者の座談会の回にお声かけいただいたという訳でございます。



同じ癌経験者ではあるものの、それぞれ癌のタイプも違うし治療法も違い、また自分がおかれる立場も違って、感じ方や受け止め方もそれぞれ違う。でも私たちが感じたことをそのままリアルにトークするという趣旨のもと、包み隠さず話してきました。


最初こそ緊張して声は上ずりボリュームも小さかったけれど、ユッキーの滑らかな誘導と仕切りのもと、最後には普通のトーンでペラペラしゃべるまでに至ってましたね。もちろん終始コテコテの関西弁!途中みんなからツッコミを入れられるシーンでは、ご試聴下さった方からも一緒に笑えたという声まで届いて、まるでみんなと一緒にお話ししていたような気分でとっても嬉しいです。1時間という番組枠でしたが、終わってみるとあっという間でまだまだ話し足りないくらいです。


主治医からの癌宣告を受けたときの気持ちや、全摘出を受け入れるまでに至る様子や、子供との関わりなどにも触れましたが、私自身も当初を振り返る良い機会となりました。


一人で癌宣告を聞いた私は、まずは主人に、そして子供、それから両家の両親に、という流れで告知を行いました。フランスの家族とは当然のことながら遠隔での連絡ですが、実は実家の家族ですらも、癌告知から手術を終えるまでは電話やメールでのやり取りのみでした。両家のリアクションは面白いほどに正反対で、フランス側はすぐに知人の癌経験者との連絡を取り次いでくれたり、メッセージや電話もガンガンかかってくる感じ。それに対して大阪の家族は、まるで腫れ物に触れてはいけないかのように、直接癌の話題を振ってくることはほとんどありませんでした。正直に話すと、その当初は病人扱いされたくなくてフランスからのSkypeを若干避けたこともあれば、逆に大阪の家族の反応にはちょっぴり寂しく感じたことも。足して2で割ったくらいがちょうどいいな~なんて思ったりもしました。


でも、結局のところはどちらの対応も正解なんですよね。


家族の性格は分かりきっている仲ですから、全員がそれぞれのやり方で私の病気に向き合い、私を気遣い、サポートしてくれていたのは十二分に伝わっていたから。


今回のラジオで私のリアルボイスを聞いた後、大阪チームが気持ちを伝えてくれました。当初は上手く声をかけられずもどかしく思っていた気持ち、そしてそれを後悔し今まで引きずっていたことなど。でも先ほども書いたように、私は彼らの反応も正解だったと思っています。無理に取り繕って言葉をかけてくれていたとしてもそこには違和感が残ったでしょうし、そんな彼らの前では多少なりとも強がる自分もいましたから、そのおかげで気丈でいられたところもあったから。


ですが改めて彼らの気持ちを聞いて、癌とは私一人だけでなく家族一緒に立ち向かっていたのだなと思いました。


ラジオを聞きながら母は涙したそうです。そしてその夜「あなたは強い子です。」とメッセージが届きました。これまた口下手でメッセージの文章が拙い母ならではの、究極の労いの一言ではないでしょうか。


どんな反応であれ、どんな形であれ、寄り添ってくれるだけでそれは支えになるものです。改めて家族をはじめ友人、生徒の皆様、読者の皆様、一緒に気を揉んで下さり有難うございました。


今はすっかり元気になったおかげで、早くも当初の気持ちを忘れつつありましたが、癌と聞いて頭に「死」を思い描いてしまった時のぞわっした恐怖や、当たり前なことは何もないと気づかされたあの気持ちを思い出しながら、日常を大切に過ごそうと思い返せた貴重な夜でした。


来週水曜日11日21時から再放送が決定しております。聞き逃された方は是非!

リスラジというアプリで全国どこからでも無料で試聴頂けますので、ご利用くださいませ。


10月11日(水)21時~22時

FMこしがや 86.8㎒ 《Yukiee's Picky MODE》




次回のブログでは10月レッスンの様子をお届け致しますね。

今月のレッスンは私には珍しく、デモンストレーションが淡々と進むメニュー構成となっております。もちろんお時間が許す方はいつものように15時まで我が家でゆっくりお過ごしいただけますが、お急ぎの方は14時にはランチも終え退室していただけますので、是非この機会にご参加下さいね!


レッスンのお申込みはこちら


今日も最後までお読み下さり、有難うございました。

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