2月のメニュー

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。

先週末より子供たちのバカンスがスタートいたしました。

それに合わせてお教室も今月下旬から3月上旬は暫しのお休みをいただいております。

2月のレッスンも開催期間をぎゅっと短縮した状態での開催となりましたが、今月も皆様とお会いできて嬉しかったです。

遅ればせながらに本日は2月にご紹介したメニューについて綴りますね。

メニューはこちら

Rillettes de Porc et de Canard, Salade Verte

豚肉と鴨肉のリエット、グリーンサラダ添え

Sawara au Beurre Blanc, Étuvé de Chou Rouge

さわらのブールブランソース、紫キャベツのエチュベと共に

Tarte aux Citrons

レモンタルト

前菜のリエットはコンフィ肉を解して作る保存食。以前レッスンでは魚のリエットをご紹介したこともありましたね。定番は魚よりむしろ家禽類のリエットが主流で、今回のように豚や鴨をはじめ、ウサギやイノシシなどのリエットも親しまれています。

フランスではスーパーでも気軽に購入できるので、実家でも必ず常備しているくらい。

今月はレッスンのお陰で我が家の冷蔵庫にも常備されていましたが、一番喜んでいたのは主人だったのではないかしら。

お肉をゆっくり煮込んで柔らかくすることと、丁寧に手で繊維を解すことにさえ時間をかけることができれば、作業としては簡単なのも嬉しいですね。

フランスではバゲットを縦割りに切り込みを入れ、たっぷりのリエットとコルニッションを挟んだだけのシンプルなサンドイッチも定番で大人気なので、旅行で手軽にランチしたいときは是非チェックしてみて下さい！

とある夜は、デモンストレーションの時間内で解しきれなかった塊のままの豚肉をパスタの具にして消費してしまいました。

（本音をいうと解す作業が億劫になってしまったのです。。。）

塊のお肉たちをフライパンで温めなおしながら軽く木べらで解し、そこへほうれん草を加えて炒めます。芯の部分と葉の部分を時間差で入れるといいですね。全体がしんなりしたら生クリームを２００㏄加え、濃度がつくまで煮詰めたら出来上がり。

白いラグーソースの完成です。ブラックペッパーを効かせて、お好みでパルメザンチーズを加えてください。

リエットのようには丁寧に解していませんが、その分具としての存在感が出ていましたし、白ワインの風味もしっかり活きていましたよ～。

もし皆さんも解す作業に断念しそうになったら、是非この活用法を思い出してみて下さいね。

メインは今が旬のさわら。これをフレンチのクラシックの定番中の定番であるバターのソースに合わせました。びっくりするほどバターの割合が多いのは否めませんが、いざ口に含むと意外にもさっぱりと軽やかなお味に皆様びっくり。

ワインやレモンの酸味が軽やかにしてくれているのでしょうね。ついついぺろぺろしたくなるソースです。ムニエルにしたお魚にもよく絡んで美味しいので、たくさんリピートしてくださいね。

生徒さんの中にお魚アレルギーの方がいらっしゃるのですが、いつもはホタテなどで対応しているのですが、この日はすっかり忘れており、、、

急遽冷蔵庫の中からブールブランソースに合いそうな食材を探し、仕上げたお皿はこちら。

深谷ネギをフライパンでじっくり焼いて甘みを引き出したものを、さわらの代わりに並べてお出しいたしました。

デザートはレモンのタルト。

これが知りたくて参加してくださった方も多かったのではないでしょうか？

メレンゲを乗せないタイプでご紹介しましたので、その分糖分も抑えられています。

酸味の加減はアレンジ次第。ライム果汁を少し加えるのもおすすめです。　

ちょうど国産レモンは今が旬！昨年は同じ時期にレモンのパウンドケーキ《ガトーウィケンド》をご紹介していましたね。ご参加くださった方々は、久々にレシピを引っ張り出してきてこちらもぜひ作ってくださいね。

3月のレッスンも引き続き、お申込み受付中です。

空席情報

4日　残3席

13日　残4席

17日　満席御礼

24日　満席御礼

27日　満席御礼

お申込みはこちら

そして、以前にブログにて告知しておりましたリクエストレッスンですが、日程を公表する前にお席が埋まってしまいました。。。

ちなみに今回のリクエストレッスンのメニューは魚のスープ、 メカジキの香草パン粉焼き、カヌレです。

ご希望の方がいらっしゃいましたら別日に再度設定いたしますので、お気軽にお問合せ下さいませ。

先週末からバカンスに入ったものの、今週は長女は近所の公立小学校にお世話になっております。そんな娘よりも一足お先にバカンス入りしたのは、いったい誰？？？

実は私！

子供たちと夫を東京に残し、《女子旅》に出かけておりました。

次回のブログではその女子旅のお話を綴りたいと思います。

お楽しみに～！

今日も最後までお読みくださり、有難うございました。