〇〇の秋

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。

皆さんにとって秋といえば何ですか?

食欲の秋?

読書の秋?

それとも芸術の秋?

それともそれともスポーツの秋??

〇〇の秋という言葉ってたくさんあるものですね。

先月家族で旅行した直島でたくさんのアート作品に触れて来ましたので、《芸術の秋》と題して、今日はプライベート旅行の記事を綴りたいと思います。

先週3週間の滞在を終え、フランスに帰国した義父母と一緒に、香川県の直島へ3泊4日の旅をしたのは10月末のこと。

直島は私もずいぶん前から行きたかった場所のひとつ。

ですが美術館はもとより、現代アートには専ら興味のない主人に加え、子供もまだ小さかったのでなかなか家族旅行としては実現できずにいた場所でもあったのです。

幸い、義父は数年前から訪れたい場所として直島には注目していたこともあり、今回義父母との旅行を企画する際に、半ば強引に旅先を決定しました!

東京からはまず飛行機で高松空港へ。

料金の安さに惹きつけられてローコストのジェットスターを利用してみましたが、飛行時間も短いですし、ローコストでも全くサービスに問題はなく、気になる点は一つもありませんでした。

高松空港からはバスと高速船を乗り継ぎ、直島へ。

直島へ着いたのはすでに夕方。

その足で、港周辺のごはんやさんで早めの晩ごはんとなりました。

いわば移動で終わった初日ではあるものの、子供たちにとっては飛行機、バス、船と、乗り物をとっかえひっかえしての移動はむしろ楽しかったようです。

島に着くなり島時間が流れており、早めの晩ごはんも心地がいい。

注意点としては、島のレストランは数が限られているので、早めの時間に行くことがおすすめ。今回は偶然にも芸術祭開催期間に被っていたにもかかわらず、夜は営業していないお店も多々あり、スムーズにお店を見つけることは困難でした。

ですのでお食事つきのお宿でない場合は、事前にチェックして予約しておくのがいいと思います。

港にあるはずのアート作品も、初日はすでに日が暮れていたこともあり、目もくれずにお宿へ。

お宿は一日一組限定のお宿「いっぷく茶屋」へ。港からは少しはなれているものの、お宿のマスターが毎日朝晩目的地まで車で送り迎えしてくれるので大助かり。

お宿は森の中にひっそりあり、そこに住み着いた猫がいーっぱい。これには子供が大喜びでした。

少し前までは喫茶店もされていたのですが、マスターがご高齢になり現在はお宿のみの営業だそう。ですが、毎朝サービスで淹れてくれたコーヒーやココアはとても美味しく、喫茶店当時のマスターは健在です。

翌日は朝から直島観光です!

この日は家がまるごとアート作品になっている「家プロジェクト」めぐり。

大抵の作品は写真禁止となっているので、ネットで下調べしてもあまり詳細が分からないのですが、家の中を探検気分で楽しめる「歯医者」や、電飾がきれいな「角屋」など子供も楽しめるところも多くありました。

(毎回靴を脱ぎ履きするのが少々フランス人には面倒だったようですが、、、)

The Naoshima 2019”水”も面白かった場所のひとつ。

ここは家の中に井戸水が張り巡らされていて、冷たいですが足湯ように実際に足を水に浸しながら空間を楽しむことができたり。こういうのは子供も喜びますね。

ネットの調べでは、”南寺”と呼ばれる家は暗闇だから小さい子供は厳しいという意見がおおかったのですが、折角なので私たちは2人を連れて。ここは人間の視覚に訴えるアートで、人体機能の不思議を体験するような内容。上手く表現できませんが面白かったです。

実際には小さな子供でも、幼稚園児くらいの年齢で静かに出来るようでしたら問題ないように思いました。(混雑時は整理券あり)

この家プロジェクトのあるのは本村と呼ばれる地区なのですが、このあたりでもやはり観光客の量に対してレストランの数が圧倒的に少ない!日曜日だったこともあるのでしょうが、お昼時はどこもいっぱい。

並んでようやく入ったレストランはヴィーガン料理のお店でした。

『玄米心食あいすなお』

小鉢がいっぱいついた和定食で、見るからに体に良さそうなそれは味も美味しく、満足ランチ。フランス人の反応が気になりましたが、意外にも喜んでおりました。

3日目は月曜日。

直島はレストランをはじめ、アート施設も月曜日がお休みのところが多く、この日は直島を離れ、豊島(てしま)と犬島(いぬじま)へ船で移動することにしました。

犬島はすごく小さな島ですが、島自体がチャーミングな島で、自然のまま、そして昔ながらの雰囲気も良かったですし、小さい島ですから徒歩で移動できるのもよかったです。

ここでの一押しは、港すぐにある犬島精練所美術館。ここも暗闇のなかを歩きながらアート体験するのですが、鏡を利用した光のトリックアートと言ったらいいのでしょうか。なんとも表現が難しいのですが、こちらもすごく興味深い内容でした。

直島同様にアート作品も徒歩圏内に点在しており、子供も楽しめるものが多くありました。アート作品を巡りながらハイキングをしている感覚です。

犬島では古民家を利用したカフェ『UkiCafe』で一息。

移住した若者が経営しているであろうこのカフェも、島時間が流れていてとても心地がいい。子供が遊べるおもちゃが置いてあったり、お庭には鶏が駆け回っているかと思えば、店内には現代アートがあったり。

残念ながら船の時間があったのであまりゆっくりはできませんでしたが、いつまでも居座りたくなるような、おばあちゃんのおうちに遊びに来たような懐かしい感覚を味わえたカフェでした。

(ローテーブルと座布団スタイルが