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フランス便り⑤

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。

フランス便りも今回で5回目となりました。

フランスにいながらもブログを通して皆さんと繋がっていると思うと、なんとも嬉しい限りです。

さて、今日はまたもや子供を義理の両親に預けてパリに一人で数日います。

ということで、今回のブログはパリからお届けいたします!

ロワールでも車を運転しているので自分で出かけることはできますが、やっぱりパリのほうが断然自由が効くのは間違いなく、私も以前はパリで生活していましたので慣れているのも確か。

今回はパリの両親の家を拠点にうろうろして参りました。といっても、子供をはじめ両親もロワールにいるので完全一人暮らし。ホテル生活のようなものです。

一足先に帰国する主人をロワシー空港まで車で送り届けたら、さあ何をしよう??

その日は日曜日。すでに夕方。

まずは車を家に戻してから再びメトロでパリ中心まで繰りだします。

本来フランスでは日曜日は基本的に何もない日。その昔はみんなでミサに行き、そのあとは家族で過ごすのが習慣だったカトリックな国ですし、現在でも国が日曜日は休閑日とさだめているのでショッピングするにもお店が閉まっているし、レストランも閉まっているのです。

とはいえ最近はずいぶん変わり、例えば町のスーパーは日曜の午前は空いているところが主流になりましたし、観光客が集まるような場所は基本的にレストランやモールのお店は空いています。

とりあえずパリに戻ってきたことを肌で感じたくて、サンジェルマンあたりへ。

観光客もいっぱいいるので日曜でも賑わっていますし、《The Paris 》な雰囲気もあるし少し歩けばセーヌ川です。

まずはDa Rosaで食材チェック。

ここは最近表参道にもできましたね。Da Rosaを知ったのはパリのレストランで勤めていた時にここのオリーブオイルをシェフが気に入って、レストランで使うようになったから。

晩ごはんは、一人だったのでレストランにがっつり入る気がせずに、Da Rosaの横にあるBellota Bellotaの専門店でさくっとディナーにしました。

Bellota Bellotaはスペインの生ハムです。ハムはハムでも、ドングリを食べて育った選ばれし豚だけが認定されるのです。見た目も少し濃いめの色で、風味は甘みが強く、木の実のおかげか香ばしさも感じます。

その生ハムをロウソクの灯でほんのり温めて脂を軽く溶かした状態でいただくのがここのスタイル。

肩肉ともも肉の2種盛りに、自家製トマトソースとパンを添えて。

そこにサラダも追加。サラダにはトマトコンフィやスペインのハードチーズなども添えられていて、ちょっとした工夫が嬉しいですね。ここにはもちろんスペインのワインも合わせて!

スタッフもスペイン人で、スペイン訛りのフランス語と日本訛りのフランス語でのコミュニケーションも、食という互いの興味で繋がり、心地が良かったです。

もしやただ単にほろ酔いだったのかも??

朝も折角ですから、起きたら家を飛び出して街へ繰り出します。

ある朝は、お洒落さんがフラッと立ち寄るパン屋さん”Circus"の店先でシナモンロールをかじり。

とある朝は美術館(ロマン主義博物館/ Musée de la Vie Romantique)に併設されているカフェで優雅な一時を過ごしたり。

ここの美術館はパリに住んでいたときには行ったことが無かったのですが、こじんまりしていて可愛らしい雰囲気がとても素敵でした。館内の装飾は当時のままで、館主の生活が想像できるのも良かったです。展示の内容自体はそれほど私にはヒットしなかったけれど無料だったからまあよしとして、特筆すべきはこのカフェです。

緑多いお庭でお食事が出来るのも気持ちがいいし店内もガラス張りの温室風。そして提供されるスイーツも美味しいから言うことなしです。

実はこのカフェは日本にも出来たローズベーカリー。

桃とピスタチオのタルトはサクサクでジューシーで、レモンケーキはポピーの種の食感が良い感じ。ローズベーカリーでは今流行りのヴィーガンスイーツも取り入れていますが、私が頼んだのは卵もバターも使ったクラシックなレシピのもの。たまたまではありますが、やっぱり風味が豊かだったのは納得!

さてさて、食べてばかりではいられません。

レッスンで使えそうなスパイスや小物を探しに町探検。

パリに行くと必ず寄るインテリアショップがFlamant。

店の中はどこを切り取っても素敵で、家具も小物自体も素敵ですが、コーディネートも参考になるのです。

そうそう。我が家のサロンの主人手作りの本棚も、ここの家具を参考に考えたんですよ!

ここのお店を一周して出ると、正面に見たことのない雰囲気のよさ気なお店が。

良く見るとスパイスとペッパーの専門店。これは行くしかないですよね!

早速お邪魔すると店内も素敵なプレゼンテーションで、ペッパーだけでも40種類以上あるらしいのですが、すべて香りを嗅がせてくれます。ペッパーと一言で言っても、燻製の香りがするもの、グレープフルーツの香り、オレンジの香り、レモングラスの香りなどなどいろんなものがあって、嗅ぎ比べ出来るのも面白い。

素敵なお兄さんに導かれ、私も色々購入して参りました。レッスンでもいつか使う予定ですので皆様お楽しみに!

それと、このお店でエスペレット唐辛子を購入いたしました。エスペレット唐辛子と名乗る為にはきちんとコントロールを受けないと販売できないので、どこで買っても本物に間違いは無いのですが、このような信頼を置けるお店で購入するとさらに安心。

9月のレッスン以降販売予定ですので、こちらもお見逃し無く!

Compagnie Française Des Poivres & Des Épices

7 rue de Furstemberg Paris 6eme

今回のパリ滞在での一押しのアドレスです。

まだ半年ほど前に出来たばかりのお店で現在は6区にしかありませんが、これからデパート(ラファイエットだったかプランタンだったか忘れましたが、、、)にも出展が決まっているようですので、あっという間に人気店になるのは時間の問題です。

本当は以前一緒に働いていた同僚達のお店にも食べに行きたかったのですが、8月のパリは本当にどこもお休みで、手当たり次第連絡したのに行きたかったレストランは見事に皆無で、同僚達もみんなパリを離れバカンス中。。。

残念ながら思っていたようなガストロノミーな旅とはなりませんでしたが、パリでの夜はお友達と女子会三昧!このお話は次回に。

さて、9月のレッスンのお申し込みが始まっております。

すでにご予約が埋まっている日程もございますので、これからお申し込みをご検討されている方は下記の空席情報をご確認下さいませ。

9月の空席情報

10日 ○ (託児要相談)

13日 満席御礼

17日 ○ (託児要相談)

20日 ○ (託児要相談)

24日 満席御礼

メニュー内容はまだこれからですが、デザートにはボルドー名物のカヌレをご紹介しようと思っています。買うと結構お高いお値段ですが意外と簡単に出来るのです!

皆様のご参加おまちしております!

ご予約はこちら

今日も最後までお読みくださり、有難うございました。

*iphoneからのお申し込みの際に不具合が生じているようです。ご迷惑をおかけいたしますが、その際はメールにてご連絡くださいますよう宜しくお願いいたします。

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