7月のコーディネート
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
昨日で7月の通常レッスンが全日程終了いたしました。
長期休暇のため、前半にぎゅっと詰め込んだスケジュールにもかかわらず、皆様にご参加いただき有難うございました。
終了してしまいましたが、本日は今月のデコレーションを綴りますね。
実はレッスン初回前日の週末は家族旅行で東京を離れていた私。
いつもはレッスン前にはお花屋さんに買出しに行くのですが、旅行先で道の駅など見つけたらその土地のお花が買えるかなーと期待していたのですが、残念ながらそんな機会は訪れず、、、、結局お庭のお花でデコレーションすることに。
梅雨時期ならではの紫陽花(アナベル)と、ジャスミンのグリーンでコーディネートしました。
先月もご参加いただいた方はお気づきかと思いますが、実は紫陽花は2ヶ月連続での採用。ちなみに先月はこんな感じでしたね。
同じ紫陽花でも色や周りの小物が変わるだけで雰囲気もまた一新しますよね。
先月はゴールドを合わせて少しキリッとした印象ですが、今月は丸太や素焼きテイストの花器でナチュラル感を強調しています。花器の足元には苔をあしらって。
実は最近巷では《苔》が流行っているって皆様ご存知でしたか??
先日もフランスで苔をテーマにした個展が行われていたくらい。少し流行りにのってみましたが、生徒さんの中には苔アレルギーの方がいらっしゃいましたので、今回はフェイクの苔です。この苔のおかげでさらにナチュラル感がアップしました。
合わせてメニュー周りにも苔玉をあしらって。
お料理は前々回のブログでご紹介いたしましたので省略いたしますが、お料理に合わせてご用意した今月のワインはこちら。
フランス、カマルグ地方のロゼワイン。
《PINK FLAMINGO GRIS》です。
なぜフラミンゴなのかというと、カマルグ地方はフランス国内でも珍しく野生のフラミンゴが生息しているからなのです。私も旅行で一度訪れたのですが、空を普通にフラミンゴが飛びまわっているのです! なんとも不思議な光景でした。
ロゼワインというと、日本ではどちらかというと甘めのワインというイメージをお持ちの方が多いようですが実はロゼにも色々あって、フランスでは辛口のものもたくさんあり、フランス人は夏になるとこぞって冷やしたロゼを飲みたがります。特にアペリティフなどで夕暮れ時からテラスでグラスを傾けるときなんかは、軽やかなロゼを冷たく冷やして!南仏のほうではロゼに氷を入れる習慣もあるそうですが、個人的にはちょっと抵抗があるなあ。。。
今回ご紹介しているこのピンクフラミンゴも、可愛らしいフラミンゴの絵や優しい色合いに似合わず、割と辛口のロゼで白ワイン感覚。しっかりとスパイシーなパンチがあるので、シーフードだけにとどまらずお肉にあわせるのもおススメ。今回はメインで鶏肉のレモンコンフィ煮をご紹介しておりましたが、さわやかなレモンにも負けず、またお料理のスパイスにも引けをとらず、ワインの余韻をもたらせてくれます。
輸入業者さんは”ヴランケン ポメリージャパン”。私は直接仕入れましたが、一般では成城石井で購入できるそうですので、お近くの方は是非!
ちなみにカマルグ地方はフラミンゴ以外にも、フランスでは珍しい米栽培をしていたり、塩も有名です。それもこれも、川と海に囲まれている湿地帯という地形がもたらす自然の恵みなのです。自然保護地区に設定されているところも多いので、動物や植物も豊かなのです。
私は数年前に子供を義理の両親に預けて主人と2人で旅したのですが、レンタサイクルで湿地帯を周ったり、乗馬で駆け巡ったり。街もかわいかったですし、南仏テイストのごはんも美味しかったし、闘牛も見に行ったなー。楽しい思い出いっぱいのカマルグです。湿地帯だけに、蚊などの虫が発生する時期を避けるのをおススメしますが、是非訪れてほしい地方の一つです!
(ちなみに私が訪れたのは5月。特に蚊はきになりませんでした。)
今年のフランス帰省中にはスイスへ、主人と2人旅を計画中。
またブログで皆様にご紹介したいなと思っていますので、お楽しみに!
来週にはリクエストレッスンを予定しております。
私も久々のレシピなので、週末に確認しておかないと!!
ご予約いただいている皆様、火曜日お待ちしていますね。
では、今日はこのへんで。
最後までお読みくださり、有難うございました。