2月のメニュー
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
先日はとうとう東京も雪が降りましたね。
辛うじて芝生の上には雪が積もり、我が家に雪だるまもやってきました。
さて、今日は今月のメニューについて綴りたいと思います。
メニューはこちら
ーSalade de Crabe, Radis Rouge
カニと二十日大根のサラダ仕立て
ーRouget Poelé, Petit Pois a la Française
イトヨリのポワレ、フレンチ風グリーンピースとともに
ーGâteau Week-End
レモン風味のバターケーキ
まずは前菜のカニサラダ。カニの身をマヨネーズで和えるのですが、先月の復習もかねてまた今月も自家製マヨネーズを作っています。このメニューはとてもシンプルなお料理なのですが応用が効きやすく、盛り付け次第でアペリティフとしても重宝する一品です。このお料理は私がパリのロワイヤルモンソーというホテルのフレンチレストランで働いていたときのお料理をアレンジしたものです。当初はズッキーニの花の中にこのカニサラダを詰めて前菜としてお出ししていて、人気の一品でした。
もちろん今回のレッスンでも皆様に好評で、間違いのないお味です!
そして、このお料理でもうひとつ皆様に気に入っていただいたのが、お皿にひいた緑の部分。これは二十日大根の葉を、ピストゥといってペーストにしたもの。食材を余すことなくお召し上がりいただけるようにご提案させていただいているものです。お味も気に入っていただけましたが、食材を無駄にすることなく使いきるというアイデアにも皆様共感していただけたようで、私も嬉しかったです!
メインはお魚。今はイトヨリが旬なので使いましたが、他の白身のお魚でも美味しく出来る一品。レッスンでのポイントは、魚のおろし方をお見せするところと、処理した後の骨やあらを使って作るヒュメドポワソンです!
ヒュメドポワソンは、魚の出汁というフランス語。お魚料理のベースになっています。レストランでは大量に仕込みますので、使う骨の量も大量です。ですから、出汁専用に骨を発注したりしますが、家庭用では1,2尾でも十分に美味しい出汁が取れます。
レストランで使用するのは大抵は舌平目の骨ですが、今回はもちろんイトヨリで。
ご自身でお魚をおろすのが苦手な方はもちろんお魚屋さんで頼んでしまっても大丈夫ですが、その際は骨も一緒に持ち帰る旨を伝えておくと、きちんと分けて渡してくれますので、ご安心を!
実際にレストランでも、こういう出汁は大量に作って冷凍ストックしています。家庭でもこまめに出来なくても、お時間があるときにまとめて作って冷凍しておくと便利です。
デザートにはレモンケーキです。
レモンがテーマの今月には欠かせないデザート。シンプルながら後を引く美味しさで、みんな大好きな焼き菓子。持ち運びもしやすいので、お呼ばれの際の手土産にも喜ばれますよ。
一応”週末のケーキ”という名前が付いているのですが、フランス人の中にはそんな名前が付いていることを知らない人もいっぱいで、レモンケーキといったほうがしっくりくる方も大勢います。
シンプルなバターケーキを意味していて、もともとは週末のティータイムのお供であったり、ピクニックに持って行きやすいケーキということろから、名づけられたようです。日持ちするので平日に作っておいて週末に食べるというのも、いいですね。
今日で今月のレッスンはすでに3回終了。なんと毎回満席御礼!ご参加いただきました皆様有難うございました。
少し休憩をはさみ、また後半戦のレッスンに備えたいと思います。これからご参加の皆様、月末お会いできますことを楽しみにしております。
さて、先日3月のレッスンのスケジュールを発表いたしました。
すでにご予約を頂き始め、埋まってしまった日程もございますので、これからご予約をご検討されている方は下記の空席状況をご確認くださいませ。
12日 満席御礼
15日 残2席(託児要相談)
19日 残3席(託児要相談)
22日 残4席(託児要相談)
26日 満席御礼
ご予約はこちら
最後までお読みくださり、有難うございました。