ガレットデロワ
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
2019年の仕事初めの今日。
第一回目のレッスンは、ガレットデロワのイベントレッスンでした。
ブログでも先日触れておりますが、ガレットデロワは1月6日のエピファニー(公現祭)というカトリックのお祝い事の一環でいただく伝統的なパイ生地の焼き菓子です。
キリスト様誕生の知らせを聞きつけた東方の3大賢者がキリストのもとに訪れるのですが、この王様たちに関連付けてお菓子が《王様のガレット》と名づけられていたり、冠をかぶったりするです。ですから、このイベントはいわばクリスマス行事のクライマックスのようなもの。フランスではガレットを食べるまでは、ツリーをはじめとするクリスマス飾りはそのままにしておく家庭もあるくらい。
我が家はというと、年末年始は実家に里帰りしていたこともあり、ツリーは1月6日のエピファニーまで粘ったものの、現在はクレッシュのみ。クレッシュもそろそろ片付けようかなーというところです。
そうそう。このクレッシュでも、エピファニーを迎えた現在は、3人の王様や天使も登場し、ようやく全員集合となりました!
今日のテーブルコーディネートは、王様のイメージから膨らませ、荘厳な雰囲気のアンティークの額縁や蜀台をメインに設置し、シックなトーンでまとめてみました。小物が少し重たい雰囲気なので、白のセンタークロスはあえてふんわり空気感を出して、全体のバランスを整えてみましたが、いかがでしょう。
ナフキン折りはやっぱり王冠でしょ!ガレットレッスンですから。
お料理はこちら。
Menu
-Tartare de Thon, Crémeux d'avocat
マグロのタルタル、アボガドクリーム添え
-Potée
ポテ(塩漬け豚の煮込み)
-Galette des Rois
ガレットデロワ
メインのポテは今月の通常レッスンでご紹介するお料理です。
フランスのスーパーでは普通に陳列されている塩漬けの豚肉を、日本のご家庭でも再現できる方法をお伝えします! 作り方もすっごく簡単。
今日お召し上がりいただいた皆様にも、お肉が柔らかいと好評でした~。
前菜は、マグロのタルタル。定番のメニューですが盛り付ける器を変えるだけで、気分も変わります。上にトッピングしたのは食用のパンジーで、イタリアの品種「ムーラン」です。花びらがフリルになっていて、かわいいのです。先日園芸屋さんで見つけて、現在はお庭で育てているので、今後もしばしばお皿に登場するはず!
デザートはもちろんガレットデロワ。
デモンストレーションでは、ガレットを作った際にでる生地のあまりで、パルミエというハート型のパイの作り方もご紹介しましたので、こちらもコーヒーのお供にお召し上がりいただきました。
今日ご参加いただいた方からお聞きしたのですが、どうやらこのガレットデロワ、地方によって少し変化するようです。私はこのパイ生地タイプしか知らなかったのですが、調べてみると、南仏やボルドーのほうではパイ生地ではなく、冠に見立てたドーナツ状のブリオッシュタイプが存在するそうで、もちろん中にはフェーブもはいっているのだとか。名前も《Gâteau des Rois/ガトーデロワ》や、《Brioche des Rois/ブリオッシュデロワ》と呼ぶそうです。
いつか南仏へ旅行の際は、是非食べてみたいものです。
M様、情報提供有難うございました~!
さて、来週からは通常レッスンもスタートです。
上記のポテが気になるお方は、是非ご参加おまちしております!
ご案内できる日程が限られております。
15日 残3席(託児要相談)
22日 残2席(託児あり)
ご希望の方はこちら
2月の空席情報
5日 残3席(託児あり)
8日 満席御礼
12日 残4席(託児要相談)
22日 残4席(託児要相談)
26日 満席御礼
2月のメインは魚です。
ご希望の方はこちら
ガレットデロワのご注文は今月いっぱいで終了とさせて頂きます。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
18cm 1500円(陶器のフェーブ入り!)
*直接お渡しできる方に限らせて頂きます。
引き続き、iphoneからのお申し込みアクセスに不具合が生じております。問題が発生した場合は、お手数ですが直接メールにてお問い合わせくださいませ。ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。
最後までお読みくださり、有難うございました。