シュトーレン
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
昨日はクリスマス企画第一弾として、シュトーレンのイベントレッスンを行いました。
シュトーレンとは、ドイツ発祥の伝統菓子なのですが、フランスでは特にアルザス地方に根付いています。
ドライフルーツやナッツがたっぷり入っっていて、なんとも贅沢な味わいなのです。クリスマスを待ちわびながら、少しづつ切り分けていただきます。
私にとっては、このシュトーレンを焼かないことにはクリスマスは始まらないというくらい、恒例行事となっているのですが、実は主人はあまり好きではないのです。。昔は作っても一人で寂しく楽しんでいただけだったのですが、今では子供達の大好物。それに加え、お料理教室でもシュトーレンを皆さんにお出しできるなんて最高です。作り甲斐のなかった昔とは大違い!
デモンストレーションは、クリスマスフレーバーのお紅茶と共に、シュトーレンを召し上がってもらいながら行いました。
発酵に時間がかかるので、デモは差し替えを用意してスタンバイしています。そのため、発酵前と発酵後を同時に見比べてサイズ確認もしてもらえたので、イメージがつかめたのではないでしょうか。
デモンストレーションの後はお食事タイムなのですが、ランチの前にナフキンの折り方もレクチャーしました。
今回はロウソクに見立てて。
皆さんも早速その場で練習です。簡単に出来るし、クリスマスの雰囲気にも合うのでお勧めです。いつもの食器でも、ナフキンをプラスするだけで特別感が出ます!
今日のレッスンのランチはこちらをご用意いたしました。
Menu
ーCarpaccio de Coquilles St-Jacques
帆立貝のカルパッチョ
ーConfit de Cuisse de Poulet, Purée de P.D.T
とりもも肉のコンフィ、ジャガイモのピューレ
ーTarte Tatin
タルトタタン
今年はブログなどでの告知で、シュトーレンの販売もさせて頂いておりました。
先日より順次発送もスタートしております。大小どちらも箱入りで、パッケージにもこだわりました。皆さん喜んでくれるといいな。
シュトーレンは、焼きたてよりも数日寝かせていただくのがお勧め。ドライフルーツの糖分やアルコール成分が全体になじみ、熟成されるほどに風味豊かになります。
日持ちするのにもきちんと理由があり、ドライフルーツの糖分やアルコールは腐敗を遅らせることが出来たり、配合にも工夫があり、水分量が少なめなのもその為です。
焼き上がりにはたっぷりのバターでコーティングしていますが、これも外気に触れるのを防ぐ理由があります。さらには仕上げの粉砂糖も、見た目だけの雪化粧ではなく、砂糖をまぶすことによって、湿気から守っていたり酸化を防いだり。
昔の人の知恵ってすばらしいですよね。
とはいえやっぱりいつかは腐るもの。保管は出来るだけ涼しいところで保管して下さいね。
さて、次回のブログでは12月のコースレッスンのお料理内容をブログに更新しますので、お楽しみに!
12月レッスンは現在21日のみ2席ご用意できます。残りの日程はキャンセル待ちとなります。ご希望の方はこちら
先日1月のレッスンスケジュールも更新いたしました。
日程の詳細、お申し込みはこちら
1月11日にはガレットデロワのお土産付きイベントレッスンもございます。
詳細、お申し込みはこちら
最後までお読みくださり、有難うございました。