ジビエの季節到来
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
先日もレッスンをさせていただきました。
毎月グループでご参加いただく彼女達。忙しい中、月一回のレッスンで集合し、お互いの近況報告や情報交換などの場としてもお使いいただけているようです。私もその輪に加わって、いつも一緒に楽しませてもらっています!
お越しくださいました皆様、有難うございました。
さて、タイトルにもありますように、秋になると出回るのがジビエ。
ジビエという言葉、ずいぶん日本でも馴染みが出てきたようにも思いますが、フランス語で、 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉 のこと全般を指します。
フランス料理で言うと、鹿やウサギ、いのししなどの獣から、キジ、鴨、ウズラなどの鳥類が主に出回ります。
フランス家族の田舎の家があるロワール地方もジビエが盛んな地方で、この時期は近隣の方が銃を片手に畑を徘徊しているのを良く見かけます。現在は法律でしっかり定められていて、狩猟できる時期がきまっているのですが、解禁されるのが秋なんです。
レストランで働いていたころは、狩猟された状態の羽がついたままの鳥獣もよく取り扱いました。もともと鳩をはじめ鳥類全般が苦手な私は、ぞくっとする気持ちを抑えて怖々首を落としたり、羽をむしっていたのを覚えています。。
職場以外でもジビエに関しては色々体験しています。ロワール地方を車で走行中、鹿が車に激突してきて、死んでしまったことが2回。警察に届けをするものの、彼らも鹿の処理に困る。そこで、食肉として持ち帰っても良いという流れになりました。こういうことはよくあることなのです。鹿を近隣の猟師さんに処理してもらい、食肉として近所の方と分け合いました。
故意ではなかったものの、奪ってしまった命はこうして大切に、ありがたく頂きます。
義理の母は、大量の鹿肉が冷凍庫を占領して困るなんて嘆いていましたが、鹿肉はローストやテリーヌなどに調理して美味しく頂きました。
ロワール地方にある有名なシャンボール城は、フランソワ1世が趣味の狩猟をするために建てたものだったという話もあるくらい、昔から狩猟が盛んな地域です。
食肉として食べなくとも、秋冬は特に野生動物に遭遇できるので、この時期にフランスへ行かれる方は是非野生動物探しをしてみてくださいね。お勧めは朝霧が立ち込める時間が狙い目ですよ。
今月メインでご紹介しているピティヴィエ。レッスンでは鴨肉で紹介していますが、鴨肉だけでなく、いろんなジビエでもよく作ります。昔の同僚のインスタでも、ちょうどピティビエがアップされていて、鴨をはじめ、野うさぎバージョンなどなど、どれも美味しそうでした!
さて、先日発表しておりました12月のレッスン日を少し変更しております。
これからお申し込みの方は、下記をご覧下さいませ。
12月
4日 満席御礼
11日 残1席(託児あり)
14日 満席御礼
21日 残3席(託児要相談)
お申し込みはこちら
イベントレッスン
7日 シュトーレン 残2席(託児要相談)
17日 フォアグラ 残1席(託児可)
詳細、お申し込みはこちら
お席がわずかとなっておりますので、ご希望の方はお早めに!
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最後までお読みくださり、有難うございました。