通訳のお仕事
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
今日は、先日行われた展示会の様子をお伝えいたしますね。
さてこの展示会、業者向けに行われた製菓材料の展示会でだったのですが、今回私は、参加企業のうちの一社”日仏貿易”さんが取り扱う、フランス製冷凍デザートをPRするために来日されていた、M.O.F.のフィリップウラカシェフの通訳を担当させていただきました。
この冷凍デザートの商品開発を監修されているのがまさに彼なのですが、冷凍デザートといってもさすがクオリティーが高く、今回はこのデザートを用いて、デコレーションのアイデアを提案をするというデモンストレーションを行いました。
シェフが作業しながらお話する内容を同時通訳するのですが、事前に決まっていることといえば、どの順番で商品を見せるか、何を使うかという程度ですので、シェフがお話しする内容は言わば”アドリブ”。そして、フランス人らしくジョークも加えつつのトークとなりました。陽気なシェフのお人柄もデモで皆様に伝わったのではないかなと思います。
たった30分の間に7品も仕上げてしまうのですから、見ていただいたお客様にも盛りだくさんな内容だったと思います。
そして盛り付けが本当に大切な工程で、表現方法は無限大だということも、シェフの技を間近に見て体感していただけたと思います。完成品を皆様一生懸命写真に収められていました。
残念ながらこちらでは一部のお皿しか掲載しておりませんが、どれも見栄えするものばかりで、デコレーションされる前と後の差は歴然です。各店舗によってそれぞれのオリジナリティーが表現できるのは魅力ですよね。
今回通訳しながら一番難しいと感じたことは、間の取り方でしょうか。タイミングがずれるとシェフのフランス語と日本語訳がかぶってしまったり、、、お客様が目にしている情報と日本語訳のタイムラグが出ないように努めることだったり。
そして、改めて通訳のお仕事はフランス語力だけでなく、むしろ日本語力を求められているのだと再確認しました。
通訳という立場でありながら、お菓子作りの技術面でも色々アドバイスいただいたり、お手伝いさせていただいたりと、貴重な経験をさせていただいた3日間。緊張しましたが本当に楽しく、たくさんお勉強させていただいたお仕事でした。
関係者の皆様、有難うございました。
シェフのコックコートの襟元にご注目下さい!このトリコロールカラーのコックコートは、M.O.F.の称号を与えられたシェフだけが着用を許されているのです!輝かしいですよね。
さてさて、お料理教室は来週より再開です。
19日のレッスンは満席御礼となりました。今月は26日のみご予約受付け中です。
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7月は3日は満席御礼となりました。6日のみ空席ございます。
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最後までお読みくださり、有難うございました。