M.O.F.
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
今週は、変則的にレッスンを休講させていただいております。
先日ブログですこし書きましたが、12日、13日の2日間、業者向けの製菓関係の展示会が開催されます。その際に、フランス人シェフの通訳担当として携わることになりました。
本日は、明日からの展示会に先立ち、シェフをはじめスタッフさんと顔合わせ、打ち合わせに行ってまいりました。
シェフの名前はPhilippe URRACA(フィリップウラカ)さん。
職人として最高の栄誉とされるM.O.F.(フランス国家最高職人)を授与された方なんです。日本で言うところの人間国宝でしょうか。

現在は残念ながら閉店してしまいましたが、パリにお住まいの方にはマレ地区にあった《Profiterole Chérie》という、プロフィットロール専門店のシェフパティシエと書いたほうがピンと来る方も多いのではないでしょうか??
現在は、業者向けに開発された冷凍デザートの製品を監修するディレクターとしてご活躍されていらっしゃいます。
M.O.F.のシェフのサポートであることや、久々の外部でのお仕事、作業する側ではなく通訳者という立場などなど、緊張する理由をたくさん抱えながらの初日でしたが、、、
実際には、シェフがとても気さくな方でしたので緊張はすぐに解け、和やかムードでの打ち合わせとなりました。正確には打ち合わせというほどの段取りの話はほぼなく、一緒に仕込みをお手伝いさせて頂きました。
通常は買出しも一人、仕込みも一人で作業している私にとっては、久々の共同作業です。レストラン勤務時代を彷彿させるその仕込み時間は今となってはとても貴重で、楽しみながらお手伝いさせていただきました!
シェフは南フランス出身の方。南フランス特有のアクセントをお持ちなのでお話されたらすぐに分かります。
私も上京してすでに10年になろうとしていますが、相変わらずの大阪弁。自分で擁護するわけではありませんが、地方特有のアクセントって聞いていてどこか心地良いのです。
M.O.F.でありながら、自らも一緒に作業し、技も包み隠さず伝授してくださる、器の大きなシェフでした。そういえば昔は料理の世界では、先輩の技は教えてもらえるなどと期待せずこっそり見て盗め!なんていう風潮もありましたが、、、、
展示会ではシェフのデモンストレーションが行われます。一般の方は入場できませんが、製菓関係者の方は入場無料です。
ご興味のある方は是非お越しくださいませ。
展示会の様子もまた報告いたしますね。
池伝フェア2018
2018年6月12日(火)・13日(水) 午前10時~午後5時
東京流通センター(TRC)第二展示場・Eホール(1階) 入場無料。
Table Bourgeons...のレッスンは来週19日より再開いたします。
19日は、残り2席となっております。託児サービスもご利用できますのでご希望の方はご連絡くださいね。お申し込みはこちら
7月のレッスンは2日間のみの開催となっておりますが、3日開催のレッスンが満席となりました。現在6日(金)のみご予約受付け中です。
お申し込みはこちら
最後までお読みくださり、有難うございました。