1月のメニュー
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
今週からレッスンがスタートしたお陰でようやく仕事モードにスイッチが入り、すっかり通常リズムに戻った私。
生徒さんと新年のご挨拶を交わしつつ久々に集まるメンバーでおしゃべりを楽しんだら、多少なりとも溜まっていたであろう「バカンス疲れ」は何処へやら。
皆さんにとっても、この場がリフレッシュになっているといいなと思っています。
さて、今日は今月のメニューをお写真と共にご紹介。
まずは前菜から。
《Salade de Quinoa, Bonito / 炙りカツオとキヌアのサラダ》
実は今月はメニューが決まらずついこの間までモヤモヤしておりました。特に最後までメニューを決めるのに頭を悩ませたのが前菜だったのですが、レッスンでの生徒さんの反応が なかなか良かったので胸をなでおろしているところです。
漠然とみかんの皮を使ったお料理を提案したいというところから始まり、ここにたどりつきました。大抵の場合みかんの皮は捨てていると思いますが、実はとても優れた食材。
漢方でも《陳皮》と呼ばれ昔から大切にされてきましたが、私たちの周りでも七味やカレーの中に入っていたりと、知らぬ間に摂取していることも多いのです。
効能はというと、風邪予防や発がん抑制、美肌効果、コラーゲンの再生、整腸作用などなど、挙げたらきりがないくらい!
そんな皮の味といえば苦みですよね。この苦みを利用してかつおの臭みを緩和し、また炙りの香ばしさにも負けないアクセントとなる味付けになっています。
「キヌア」はスーパーフードと呼ばれる雑穀ですが、最近ではスーパーでも普通に見かけるようになりましたね。必須アミノ酸やカルシウム、食物繊維が豊富なことがスーパーフードとして注目されているのでしょう。癖はなくプチプチした食感が特徴的で、白米に混ぜて炊いたりすると手軽に摂取できますが、ドレッシングによく絡むので、サラダがオススメです。
周りに散らしたオレンジ色のパウダーももちろんみかんの皮。いわゆる《陳皮》。これも表面を洗った皮を自然乾燥させて皮削りを使って削っただけですが、見た目も可愛いし香りだってしっかりみかん!
お家で簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
そしてメインは《Chou Farci / シューファルシ》。
こちらはブログでも告知しておりましたが、フランス版ロールキャベツという感じ。
使う材料や手順は皆さんもなじみのあるロールキャベツとさほど変わりませんが、個別にロールするのではなく、大きく一塊に仕上げると見た目の印象もインパクト大!
キャベツの原型に戻すかのようにファルスを包んでいきますので、一見ただの丸ごとキャベツにも見えるでしょう?ところがどっこい、カットしたら中はミンチとキャベツが層になっているのですから!おもてなしの際にはお客様の前で切り分けたりすると、プレゼン性がアップして楽しいです。
スパイスやハーブ使いでしっかりフランス風に仕上がったシューファルシ。
すでにお召し上がりいただいた生徒さんたちの反応はというと、「日本のロールキャベツとは全く別物!」だったそう。
さらに特別感を出したいときは、この中心部分にフォアグラを包むのもおススメです。具材としての存在感はもちろんのこと、加熱することで溶け出すフォアグラ脂が出汁に加わり、さらに風味がアップ!
そしてデザートにはクレープをご紹介。
《Aumônerie de Crêpes aux Pommes, Sauce Caramel /
リンゴのクレープ包み、キャラメルソース》
デザートについても色々お伝えしたいのですが、話が長くなりそうなので今日はお写真のみで、詳細は日を改めてお話しますね。
1月レッスンは空席あと僅かです。
24日のみ2席までお席ご用意できます。ご希望の方はぜひ‼
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2月のレッスンも徐々に埋まってまいりました。メインはお魚です。
4日 残3席(託児あり)
18日 残4席(託児要相談)
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引き続きガレットデロワも好評発売中です。
ご希望の方は希望日の2日前までにご連絡くださいませ。
ガレットデロワ 直径約18㎝ 1800円(税込、陶製フェーブ、王冠付き)
今日も最後までお読みくださり、有難うございました。
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