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自家製パン

こんにちは。


お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


学校が閉鎖してから自宅学習に付き合うことになり、かれこれ6週目が終了いたしました。

内容に富んだ面白い学習内容があることについては以前にも触れておりますが、今回は幼稚園の課題の一つについて綴ります。


自宅学習が始まった当初に出題されたそれは、子供たちに手洗いの大切さを実感してもらうためのものでした。


用意したのは市販の食パン一袋(4枚必要)とジップロック4枚。


①トングなどを使用して一切手に触れずにジップロックへ。

②パンを家中のあちこちに接触させてからジップロックへ。

③汚れた手で触れたパンをジップロックへ。

④手洗い後の手で触れたパンをジップロックへ。


結果は皆さんもご想像できますよね。

もちろん②の雑菌に触れたパンは4日目くらいからカビが発生し、最終はジップロックの上からも異臭が感じられる仕上がりに。そして数日遅れて③の手洗い前の手で接触したパンにもカビが。その段階では①はもちろんのこと、④の手洗い後のパンもまだセーフ!


これで子供たちに手洗いの大切さを伝えるための実験は終了したのですが、興味本位で引き続き経過観察していたら、ドキッとする結果に。




なんと1か月後も①の食パン、つまり手で触らなかった食パンは無事だったのです!!!

(写真は一か月後のものです。)


市販の加工食品に食品添加物が入っていることはもちろん理解しておりましたし、実際に私もスーパーで購入し、日常生活において随分助けてもらっていることには間違いありません。

食品添加物と一言にいっても多種多様ですし、実際に市販されているものはしっかりと審査済みで使用量もコントロールされているでしょうから、一概に悪者扱いするつもりはありません。

でも、予想をはるかに超える日持ち具合には驚きが大きすぎました。。。

だからといって何も完全なる無添加生活を始める訳ではありませんし、そう意気込んだところですぐに壁にぶち当たるでしょう。


でもおうち時間がたっぷりと与えられた今だったら。。。


レッスンで皆様にお出ししている無添加のパンを家族の為にも焼けるのでは?

と、出来るだけ手作りパンのみで生活してみようと目標を掲げた今日この頃でございます。



レッスンで提供しているパン同様、捏ねる作業はホームベーカリーを使用しておりますが、自分の余裕に合わせて1次発酵以降の工程を自分で行ったり、余裕がないときは最後の焼きあがりまでホームベーカリーにお任せしたり。

あまり気負いしすぎずに続けられたらいいかなと思っています。



スーパーでは小麦粉類が品薄になっております。

皆さんがお菓子作りやパン作りなど、おうち時間で粉仕事を楽しんでいらっしゃる証拠ですね。


もし皆様の中にホームベーカリーが棚の奥にしまわれている方がいらしたら、是非この機会に引っ張りだしてきてくださいね!!


ちなみに私がいつもお出ししているカンパーニュは強力粉の他に全粒粉を混ぜています。

割合は強力粉3に対して全粒粉が2。小麦粉の種類は《リスドール》という名のフランス産小麦で、外はパリッと、中はもっちり仕上がるのが特徴です。


製菓材料店やインターネットでも購入できますし、KALDIさんでも購入可能です。


是非チェックしてみてくださいね!



今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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