top of page

子供とアート

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。

溶けるような暑さの毎日ですが、皆様お変わりありませんか?


我が家は6月末に子供たちの学校が終わり、早くも夏の長ーいバカンスがスタートしております。長男は今回も地域の公立小学校にお世話になっているので、さほど生活リズムも変わりなく日常をこなしておりますが、現在すでに中学2年の長女は、小学校卒業を機にダブルスクール生活を終了。なので彼女にいたっては、「のびのび」というよりも「だらだら」という言葉がピッタリの毎日を過ごしております。親としては規則正しい生活リズムと有意義な時間の使い方を推奨するべきなのでしょうけれど、思春期真っ只中の年齢でもありますし、ある程度のことは黙認して放置。ついつい口うるさく言いたくなる私には大きな試練!!


自分の学生時代を振り返るとクラブ活動に明け暮れる毎日でした。時代が変わっただけでなく、フランス学校で育つ我が子にそれを求めるのもナンセンスな話ではありますが、自分の「The 青春」の記憶を懐かしみながら、今を生きる我が子の成長を見守る毎日でございます。


そんな中、麻布台ヒルズギャラリーで開催中の「カルダー、そよぐ、感じる、日本」を鑑賞しに、腰の重い娘を誘ってお出かけしました。カルダーは私の大好きなモダンアーティストの一人です。インテリアに興味を持ち始めた娘にも「モビールや彼の色使いなど何かしら良いインスピレーションを受けるはず!」というのを謳い文句に掲げ、さらには「鑑賞後には東京最新スポットで美味しいおやつタイムにしよう!」という、誘惑のにんじんまでぶら下げて(笑)。そう、普段家族で都心に出かけることがほとんどない私達には、麻布台ヒルズはまさに東京の最新スポット!


風にそよぐモビールはついつい軽いイメージを抱いてしまうけれど、素材は金属。近距離でみるからこその重厚感がそこにはあって、力強くダイナミック。それでいて繊細さが感じられるのは、アーティストのなせる業。



モビール自体がもちろん素敵なのですが、モビールが生み出す影もまた然りで、影ありきで作品なのだと、改めて感じた展覧会でした。




私はモビールしかイメージがなかったカルダーですが絵画も素敵で、娘はむしろ絵画のほうがとっつきやすかったようです。



この色使いや構図、好きすぎる。


鑑賞後はお約束のおやつタイム。おやつで釣ったようなものなので、ここは娘を喜ばせたいところ!そこでチョイスしたのが地下一階にある《パティスリー&カフェデリーモ》。ここを監修されている江口シェフは、私も以前からフォローしていて気になっていた方で、本も出されているので皆さんもご存じかもしれませんね。


オーダーしたのはカカオメロンとショコラオランジュ。フルーツもたっぷり乗っていて食べ応えのあるパフェ。一つ一つのパーツもシェフのこだわりを感じるもので、娘も大満足でした。



美術館へ行くのはモチベーションが上がらない我が子達ですが、こうして子供たちが興味を持ちやすそうな作品をとっかかりにしてアートに触れる機会を作り、文化芸術を楽しんでもらいたいなと願う今日この頃です。


カルダー展は9月6日まで開催です。

皆さんも是非夏休みのお出かけに!


今日も最後までお読みいただき有難うございました。





Comments


最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page