top of page

ミモザに包まれて

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


暖かくなったかと思いきや寒さが戻り今日は雪がちらつく東京。なかなか安定しないお天気ですが皆様体調崩されておりませんか??


春がまた遠のいてがっかりする反面、私個人的にはほっとしております。というのも、2月のレッスンでご紹介していたメインの「タルティフレット」はジャガイモとチーズのグラタン。スキーシーズンに似合うそれは、寒い日にあつあつのグラタンをふうふうしながら食べるのが似合うのですが、急に暖かくなってしまった先週は、季節外れのご案内となってしまって残念だなーと思っておりました。するとそんな私の気持ちを知ってか知らずか、今週は見事に冬空に逆戻り。


それに我が家は今週末から子供達のバカンスがスタート。スキーバカンスと呼び名がつくほどに、このタイミングでスキー旅行をするのがフランスでは一般的で、私たちも例に漏れず近々予定しています。だから寒さが戻り雪が降ってくれるのであれば最高!と、かなり私個人的事情によるものではございますが、もう少しだけこの寒さを楽しもうと思います。


今日は先日終了しました2月レッスンのリポートです。


花市場で見かけたイタリア産の房ミモザがとってもきれいだったので、2月のお花はこれで決まり!房ミモザという名前だけあって黄色のお花が先端に密集しているのがとってもかわいい品種。



お花はあえて作りこまずに無造作に束ねるだけにし、そのナチュラル感をテーブル全体でも表現。鉄素材の無機質な花器と、同じトーンのマットなベージュカラーのろうそくはZARA HOMEでセレクトしました。燭台とスキレットのマッチングもいい感じで気に入っています。


ミモザは他にもリースとスワッグも作成し、玄関ドアと洗面台で生徒さん達をお出迎えいたしました。



花をいじっている隣で主人が鼻をクンクンさせながら「フランスのおばあちゃんの家の香りがする」と言い、遠い目をしながら懐かしんでおりました。思い出の香りがミモザだったのか、スワッグに入れたユーカリだったのかはいまだ不明ではございますが、ちょっと良いことをしたようでなんだか幸せ気分になれた花いじりの時間でした。


前菜はニンジンが主役のキャロットブレゼ。

いわゆるにんじんグラッセになるのかな。オレンジとクミンとにんじんの相性の良さを十二分に感じてもらえたのではないかしら。




切り方ひとつで雰囲気が変わるというのがよくわかるお皿でもあり、私はにんんじんの長さを活かして縦にカットしていますが、これが輪切りだとしたらどうでしょう。給食の付け合わせ野菜に格下げになってしまいませんか??

こう書いてしまうと語弊があるので弁解しておくと、それぞれの切り方には利点があり、輪切りにすることで火の通りが早くなったり食べやすくなります。が、今回はあくまでもニンジンが主役!輪切りでの盛り付けだとインパクトが弱いと思い、縦のラインを活かしました。


これから春の葉付きにんじんや間引きにんじんが出回る季節になりますので、その場合はカットせずにそのままの姿で調理してみて!さらに可愛らしく仕上がりますよ。


メインはタルティフレット。

これはなんといってもロブロションチーズが味の決め手!フランスのサヴォア地方からはるばるやってきたそれは、ナッツのような香りのするウォッシュタイプのチーズ。熟成するほどに香りが立ってくるのですが、味はマイルドでとってもミルキーなので、チーズ初心者にも食べやすいはず。



チーズ専門店やオンラインでしか入手できないのが難点ですが、ロブロションチーズの特徴は加熱するとクリーミーな部分はクリームとなりソースとなって、具材としっかり絡み合うことです。チーズそのものがベシャメルソール代わりとなるのです。





写真を見返していたらまた食べたくなってしまいました!!


デザートのシャルロットケーキは今回一番難易度が高かったメニュー。



こういう難易度の高いデザートの時に、生徒さんに口が酸っぱくなるほどお伝えするのが、レシピをパーツ毎に捉えるということ!


  1. ビスキュイ生地

  2. ライチのババロワ

  3. グレープフルーツのジュレ

  4. グレープフルーツ(果肉)


シャルロットケーキは上記の4パーツで出来ています。全部作ろうとすると大変ですが、それぞれ単体で食べても美味しいレシピに仕上げています。ビスキュイは焼きっぱなしでも十分におやつになるし、ババロワもグラスに冷やし固めたら、おしゃれなデザートのヴェリーヌ(ガラス容器に入れたもの)に。ババロワだけでもいいですが、グレープフルーツをトッピングすると更に立派なヴェリーヌらしくなります。


気負わず出来るところからまずはチャレンジしてみて下さいね。


とはいうものの、中にはフルバージョンでシャルロットに挑戦された生徒さんもいらっしゃり、早速「作レポ」も届けて下さいました。組み立てが難しかったと仰ってましたが、とってもきれいな仕上がりでご家族にもご好評だったようです。こういうお声を聞くとほんとにうれしい!!生地の絞り出しや組み立てなどはやはり慣れもありますので、何回もチャレンジしてご自身のものにして下さいね。



今月は結局3日間しか開催しなかったのですが、その分集中して沢山の生徒さんと集まることが出来て賑やかなレッスンとなりました。お越しくださいました皆様有難うございました。




また3月レッスンでお会いしましょう。


3月の前菜とメインが確定できておりませんでしたが、以下の通りです。


―ビーツのフムスとソッカ(ひよこ豆のガレット)

―牛タンステーキ、グリビッシュソース

―フレジエ



冬メニューから春へ。見た目も鮮やかにお味も軽やかに。季節の移ろいをお楽しみ下さいね。

皆様のご参加お待ちしています。


今日も最後までお読みいただき、有難うございました。




Comments


最新記事