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フランス紀行vol.3

ボンジュール!

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


今日から9月。夏休みも終わり、ようやく自分の時間が確保できるようになるお母さんたちは、この日が待ち遠しかったではないかしら?


私たちもすでに帰国をしております。今日から子供たちの学校も始まり、日常に戻ったところではありますが、ブログでは今回も「フランス紀行vol.3」と題して、ロワール地方のグリーンスポットをご紹介します。


ロワール地方といえば古城巡りで有名な地方。vol.1では家から一番近い所にある小さなTalcy城までサイクリングをしたお話もしてましたね。ロワール地方自体が平野なのでアップダウンがなく、サイクリングに最適な土地で、自転車で古城巡りをする人も多いです。とはいえ古城が密集しているわけではなくまあまあな距離があるので、足に自信がない人には車移動が無難ですのでご注意下さいね。



この日はちょっと車を走らせて、有名なお城の一つショーモン城へ義姉とドライブへ。

実は義姉もお出かけ派。おうちでまったり派の家族を残し暫しの嫁仲間との時間です。このショーモン城、ロワール川に面しているとてもきれいなお城なのですが、この日のメイン目的はお城見学ではなく、お庭で開催されている国際ガーデンフェスティバル。毎年テーマを変えて開催されているのですが、私は今回が初めての参戦です。世界各国のガーデナーたちが思い思いに表現した個性的なお庭には実際に足を踏み入れることが出来、植物を間近で見て触れて、彼らの世界観を体感出来ます。


今年のテーマは《Jardin RÉSILIENT》。日本語に訳すと「再生するガーデン」とか「回復するガーデン」といったところでしょうか。フランスにおいても日本列島は地震や津波など、自然災害を受けやすい地形として認識されておりますが、このところヨーロッパでも大規模な山火事など、残念ながら自然災害は珍しいものではありません。それに年々深刻化している異常気象で変わりつつある自然とどう向き合うか、というところもこのテーマには意味が含まれているのでしょう。




フェスティバルと言えども、半年間(4月下旬~11月上旬)にわたり長期開催されてるビッグイベント。珍しい植物だけでなく、馴染みの野菜やハーブが植えこまれていたりして、触れるといい香り!日本の代表的ハーブ「紫蘇」が植えこまれていたりもしました。日本人の私には、紫蘇があまりにも食卓と直結しすぎていて変な固定概念がありましたが、こういうお庭で見ると赤紫蘇の色が良い感じに挿し色になっていて、確かにいい感じ!新たな発見でした。



沢山のお庭を見ましたが、私の一番のお気に入りは、《 le chat du sel / 塩の歌》というタイトルのお庭。フランス人とアメリカ人のコラボ作品で、ブースに入るなり目に飛び込んでくるのはきれいな水色の地面!



これ、何かというと細かく砕かれたガラス片。中央に設置された海を表現したような水溜まりも青く染められていて、見る人全員の心を鷲摑みにしたのではないかしら。選抜された植物は少しシルバーがかったスモーキートーンで統一していて、その色の対比が綺麗のなんのって!!

子供達を連れてきていたら、間違いなくこのガラス片をポケットに忍ばせて持ち帰ろうとしたのではないかしら。。。


他にも面白かったのが《NIDS D’HUMAIN / 人間の巣》というお庭。中には植物に覆われた椅子が。蔦で編まれたようなそれは、ころんとした卵のような形をしていて、まさに「人間の巣」そのもの!その中に座ってお庭を眺め、人間も庭の一部となるのです。



まだまだたくさんのお庭があって、色々な趣向のものがあるものですから、義姉とこれが好きあれが好きと、好き勝手に言いながら気持ちよくお散歩しました。



朝出発した時点では昼には家に戻るつもりでしたが、急遽予定変更。お庭が沢山あって午前中だけでは全部周り切れなかったということも理由の一つではありますが、たまには家族でのお食事会に嫁が抜けてもいいよねと義姉と意気投合し、ランチを敷地内にあるカフェテリアで食べることにしました。


優雅にコース料理を頂くタイプのレストランもありましたが、私たちはカジュアルタイプのカフェテリアで。前菜はサラダバー。私はあまりお腹が空いていなかったので珍しく控えめにトマトサラダとメロン。メインはプリフィクススタイル。この日はソーセージか魚かの2択で、魚をチョイス。あまり期待していませんでしたが意外と美味しくて嬉しかったなあ。デザートはぶどうのクランブル。



お庭の緑を眺めつつ木陰で涼みながらいただくランチはお料理自体も満足でしたが、なにより義姉とのおしゃべりが嬉しかったです。お互い「嫁」という同じ立場ならではという共通点のもと多少の愚痴を交えつつも、普段あまり話さないようなことまで彫り下げて話ができて良いひと時でした。


帰宅時間を変更したことで余裕もできた私達は、ここぞとばかりにお城も見学することに。お城は家具などの調度品も見ごたえありますが、窓から眺めるロワール川の景色も素敵。


立派な馬場があることでも有名で、馬小屋内ですら高級感が漂っていておりました。馬車や狩猟の需要性など、こういう場面からも当時の暮らしぶりが想像できますね。ここで暮らした贅沢なお馬さん達はなんとラッキーだったことでしょう。





庭園フェスティバルの他にアート企画も同時開催されており、モダンなインスタレーション作品がお城内や庭に点在。モダンアートが中心で引き込まれるものもあればよく分からないものまで様々でしたが、思いもよらぬところでアートに触れて一石二鳥!こういう風にアートを身近に感じることが出来るところはさすが、芸術の国フランスだなあと感心するところ。



義姉が好きなベルギー出身のアーティスト Pierre ALECHINSKY氏もイベント開催していました。もう100歳近いお爺さんですが、まだ現役のアーティストで版画アーティストといったところでしょうか。色使いやテイストが可愛く、作品自体も詩集の挿絵やポスターなどの商業的なものが多く分かりやすかったのも良かったです。



結局丸一日、嫁二人は羽を伸ばした一日でした!


このフェスティバルは毎年開催されているので、ロワールに立ち寄る機会がある方は是非!


公式ホームページではそれぞれのお庭が写真でチェックできるので、興味がある方はこちらも合わせて覗いてみて下さいね。



さて、最後になりましたが9月レッスンのスケジュール発表です。

12,15,22,26,29日の計5回開催いたします。


現在メニューは前菜に緑のガスパッチョ、デザートにもものムースが決定しております。みどりのガスパッチョは以前にもご紹介したことがあるのですが、今回リニューアルバージョンでのご紹介となります。風味、テクスチャー共にバージョンアップしたガスパッチョをお楽しみいただけたらと思います。


今週末にはメインを含むメニューの詳細発表と共に、お申込み受付開始を予定しておりますので、是非皆様スケジュールをご確認いただけたらと思います。


今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。




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