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フランス便り ブルターニュ編②


ボンジュール!

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


前回に引き続き今日もフランス、ブルターニュからお届けです。


とにかく海がきれいなブルターニュ。写真で上手にお伝え出来ないのがとてももどかしく感じていますが、自然の風景に魅了されっぱなしの旅。前回のブルターニュ編①では、その自然の魅力を綴ってきましたが、今回はサンマロをリポートしますね。



サンマロは、ブルターニュ北部の中でも有名な港町。

よく耳にする町の名前のひとつだったので、せっかくだから少し寄り道することに。

サンマロの中で有名なのはその一角の、城壁に囲まれた昔ながらの旧市街《Intra-Muros》。そこはまるで中世の街並みそのものです。



車の乗り入れには制限があるので、観光客は基本的には城壁の外のパーキングに停めなければならないのですが、そのシステムのおかげで城壁の中はほぼ歩行者天国!(実際には住民の車や業者の車の出入りがあり、細い道でもぐいぐい通り抜けてくるので気をつけて!)


城壁にも上ってぐるりと歩く事もでき、高台から海を見下ろすのも気持ちがいい!



城壁内を早速散策に繰り出しますが、今までのスポットと違ってとにかく人が多い!!

こじんまりとしている旧市街だから「密」もいいところで、私たちは久々の人込みに少々気が滅入ってしまいました。聞くところによると、どうやら夏のバカンスシーズンだけでなく、普段の週末でも同じように人でにぎわっているそうです。。。観光客向けのお土産物屋さんに紛れて、かわいらしい洋服やさんや雑貨屋さんもちらほらあるから、適度にショッピングも楽しめますが、私たちはランチへ。


ブルターニュに来て、まだ食べていない名物があるのです。。。


それは、ガレット。


ガレットとはそば粉のクレープの事で、塩気のおかずクレープ。

小麦粉よりも黒っぽい色のそば粉は風味が豊かで、焼かれた面はパリっとするものの、中はもちもちっとしています。

城壁内にはクレープリーと呼ばれるクレープ屋さんがたくさんあって、どのお店も大賑わい。東京でも数店舗ある《 Breizh cafe 》がサンマロにもあるのですが、せっかくなので知らないお店に行きたいところ。そこでサンマロに詳しい友人からおススメのクレープリーを教えてもらいました。


旧市街の真ん中あたりに位置する小さな小さなクレープリー《 Ti nezez 》へ。

店内に入ると調度品はブルターニュ伝統のもので溢れかえっていて、メルヘンチックでかわいいお店。



メニューは徹底していて、塩気のそば粉のガレットとデザート用の甘いクレープのみ!

私たちは各々ごはん用にガレット一枚と、デザート用にクレープを一枚づつオーダー。入り口で手際よく焼かれていく様子は、見るのも楽しい!



具はハム、チーズ、卵の定番中の定番メニュー「コンプレ」。私はちょっと変えてみたくて、卵、チーズ、アンドゥイユ&マスタードをチョイス。アンドゥイユとはソーセージの一種で、腸をぐるぐる巻きにして詰めこんだちょっと変わり種のソーセージ。独特の香りがあるので好き嫌いがはっきりと分かれる食材。



薄切りのアンドゥイユにマスタードを塗ったものがハムの代わりに入っているというガレットは、食べてみるとどうしたものか、お好み焼きのような風味がする!なぜでしょう。。。面白い現象でした。



ガレットのお供にはシードル。シードルはリンゴの発泡酒で、こちらもブルターニュの名産品です。今回も旅行中に幾度となく飲みましたが、アルコール度数は高くなくほんのり甘くフルーティーで、シュワシュワが心地よいお酒です。それをグラスではなくボウルにそそぐのがこれまたブルターニュ流!


デザートのクレープは小麦粉。これまたブルターニュ特産品のバターをたっぷり塗って仕上げてくれました。


ロワールで待つ家族たちに作ってごちそうしようを思い、そば粉も購入して帰りました。本来のブルターニュのガレットはそば粉と水と塩だけなんだそう。卵や牛乳も入らないそうです。お店で教えてもらったレシピはざっくりしていますが、そば粉と水の割合が1:2.そこに粗い海塩を少々加えるだけ。それもこれも、ガレットに適したそば粉があってのことだそうですが、このレシピの最大のポイントは24時間生地を寝かすこと。


皆さんもぜひお試しあれ。


おやつにはこれまたブルターニュの名産品である、クイニーアマンを。一時日本でも流行った時期は、パン屋さんでよく見かけていました。お砂糖とバターをたっぷり使ったお菓子です。見た目にも、実際に手にしてもずっしり重いのですが、食べると意外にもぺろりと食べられてしまうから不思議。というのもこのクイニーアマン、軽く温めて食べるのがブルターニュ流の食べ方。温めることでパン生地がふんわりもどり、バターが溶けてしっとりし、重く感じず美味しくいただけるのです。



そうそう。日本でも有名になっているボルディエバターは、ブルターニュのもの!サンマロには、バターが購入できるブティックがあるのはもちろんのこと、レストランも併設されています。ビストロスタイルなので子連れでも行けると思いランチに狙っていたのですが、電話した時にはすでに満席で、今回はここでのお食事にはありつけませんでしたが、、、次回のお楽しみに取っておきます。




実はパリでも美味しいガレットが食べられる地域があるのはご存じ??


パリのモンパルナス駅周辺にはブルターニュ人経営のクレープリーがたくさんあり、ガレットを提供しているお店が密集している地域なのです。特にモンパルナス通りにひしめき合っていて、通称クレープ通りと呼ばれているくらい!

パリまで旅行に来たけれど、ブルターニュまでは足を運べない場合は、ぜひここモンパルナスでブルターニュのガレットを味わってみてはいかがでしょう??



ブルターニュで過ごした私の夏の観光はこれでおしまい。

ロワールに戻って、観光モードから田舎暮らしモードに切り替わります。


次回のフランス便りはまたロワールからお届けいたします。

お楽しみに!



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