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セレクトレッスン

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


もうすぐ6月。

じわじわと夏が近づいてくるのを肌に感じる今日この頃。

というのも、フランス人学校の年度末恒例行事「学園祭」が先週末に行われたこともあり、どうやらバカンス気分を搔き立てられてしまったようでございます。


学園祭はコロナ禍の影響もあって3年振りの開催となりました。子供達も楽しみにしていた一大イベントに、私たちも家族総出で遊びに行ってきました。多くのフレンチファミリーが集まるわけですから、誰かしら知人に会える大切な社交の場でもあります。


クラス毎に必ずしも出し物を用意しているというわけでもなく、生徒も参加するか否かは自由。今年は日本語クラスの子供たちが元気いっぱい「騒乱節」を踊っていたのが可愛かったなあ。

クラブ活動の発表の場でもあるので、柔道のデモンストレーションがあったり、バレエの発表会などもありますが、一般の方も学校内を自由に出入りすることが出来る貴重な日でもあり、一般公開という大きな役割も担っているのがこの学園祭です。かく言う私たちもかれこれ10年ほど前、長女の入学前にこの学園祭に潜入し、様子を伺いに来ていました。学校の雰囲気を覗き、実際に先生方とお話もさせてもらいました。生徒たちがのびのびと楽しそうにしているのが印象的で、と同時に日本の文化も適度に取り入れているということが嬉しく感じたのを覚えています。


学園祭もフランス流。サッカー試合では教員チーム対生徒チームの本気の熱い戦いが行われ、古本市には日本では入手困難なフランス語の本が勢ぞろい。協賛企業もフランス企業ですから、宝くじの景品には名だたるフレンチブランドの商品が勢ぞろいし、飲食スタンドではワインやシャンパンが並び、デザートにはカヌレやマカロンも。昼間から学校でアルコールが提供される辺りは、さすがフランス人学校といったところでしょうか。私ももちろんシャンパン片手に!




今までは娘のバレエ発表会を見るのが一番の楽しみだったのに、残念ながらバレエをやめてしまいました。代わってボランティアクラブに所属している娘。彼女たちのスタンドではゲームを企画したようです。エコロジカルなテーマに沿ったクイズ形式のゲームになっていて、ゲームをしながら環境保護の知識を学べる仕組み。このあたりはさすが《Club Humanitaire / 人道的なクラブ》と名乗るクラブならではと関心しました。高校生がリードして活動していることので、中一の娘はたくさんの刺激を受けていることでしょう。


毎年大人気と噂のミュージッククラブのコンサートも覗いてみました。席は争奪戦でしたが、なんとか潜入出来ました!

私の中高時代の学祭といえば、軽音部のコンサートはJ-POPのオンパレードだった記憶がありますが、ここはさすがのインタースクール。見事にALL洋楽。クールでお洒落な選曲ばかり。フレンチポップのみならず英語曲だって何のその!観客側も一緒に口ずさんだり掛け声かけたりと、とにかく盛り上げ上手なのもまた楽し。

青春を謳歌している彼らの姿がきらっきらに輝いていて、若いって素敵だなと、純粋に微笑ましく感じた週末でした。



さて話は変わり、予告しておりましたセレクトレッスン開催のお知らせです。


9月までは過去のメニューでのレッスンを行います。

色々あるメニューの中でも特に私がプライベートで繰り返し作っていたり、生徒さんがリピしてくれているお料理を厳選。


セレクトレッスンの第一弾としてチョイスしたのはこちら。


オニオングラタンスープ

メカジキの香草パン粉焼き、ティアン(夏野菜のオーブン焼き)添え

チェリー入りガトーバスク


前菜は言わずと知れたビストロの定番メニューなので、皆様も完成イメージがつくかと思いますが、たっぷりの玉ねぎが入ったスープにクルトンを浮かべて、たっぷりのチーズとかけていただくスープ。チーズに焦げ目をつけてグラタンになっているのが、何とも食欲をそそりますよね。グラタンスープというと、冬に食べるものという印象のほうが強いかもしれませんが、実は新玉ねぎの出回っている今作るのもおススメなのです。新玉ねぎを使うことで甘みがさらに際立って美味しく作る事ができます。






メインはメカジキの香草パン粉焼き。香草パン粉焼き自体世に出回っていますが、きっとみんながイメージしている仕上がりではないはず。この香草パン粉がとにかく万能で。冷凍庫でストック出来るというのも相まって、受講なさった生徒さんからも繰り返し作っているという声が一番届いたメニューです。万能と謳うだけあって、メカジキだけでなく他のお魚はもちろんのこと、ホタテやお肉との相性もとっても良いのです。魚嫌いの娘もこれなら魚を食べるという、我が家でも実証済み!!


カラフルで見た目もきれいなお野菜の付け合わせは、調理はオーブンにお任せ。夏場の暑い時期に火の前に立ちたくないときにも重宝します。お魚だけでなくお肉の付け合わせになることはもちろん、単体でも十分一品になります。


デザートはチェリーのガトーバスク。

ガトーバスクはその名の通りバスク地方の名物菓子なのですが、私も家族も大好きなデザートです。工程が多いので、手軽にできるというものではありませんが、チェリーのシーズンになると絶対に食べたいおやつ。是非みんなに食べてもらいたいなーと思ってます。



開催可能日

6月9,13,15,16日 

10:30~15:00


開催予定の15日は木曜日。いつもは開催しない曜日も今だけの限定開講です。


レシピを見逃された方や新規のお客様はもちろんのこと、レシピはすでに手元にあるけどもう一度復習したい方も大歓迎。久々に皆様にお会いできることを楽しみにしております。


レッスンのお申込みはこちら



その他のメニューでのリクエストレッスンも募集中です。

いまのことろ、お声がかかっているのがパテドカンパーニュ。豚肉のテリーヌですが、これもビストロ定番の一品で、度々リクエストが入るメニューです。パリ修行時代の人気店のお味を皆様にも伝授いたします。

ご希望の方は事前にご連絡いただけましたら、日程調整する際に優遇させていただきますので、お気軽にお問合せ下さいませ。


リクエストレッスンは7月中旬まで対応致します。是非この機会に!



【予告】

父の日のイベント企画として、現在バスクチーズケーキの試作を繰り返しております。チーズケーキではあるけれどくどくなく、ラム酒やバニラがアクセントになっていていい感じに仕上がりつつあります。甘さも控え目なうえ、ワインと一緒に食べても相性抜群。これはきっと喜んでもらえるはず!!

近々ご案内お送りいたします。お楽しみに!


今日も最後までお読みいただき、有難うございました。






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