コーヒーゼリーのすすめ
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
緊急事態宣言も解け制限が緩まり、いよいよ終息に向かって動き出したのが肌で感じられるくらいまでになりましたね。少し気分も晴れやかです!
さて、9月のおうちdeレッスンのキットが全員にお届け完了いたしました。
今回は常連様からのご紹介で、はじめましてのお客様も多くいらっしゃいましたが、有難いことに皆様一様にご満足いただけたようで、私も胸を撫でおろしているところです。
フレンチレッスンと看板を掲げながらも、今回ご紹介したお料理といえば、前菜のエスカベッシュは地中海料理、メインはチュニジアやイスラエルが発祥、そしてデザートのティラミスに至っては皆様ご存じのイタリアン!といったように、どのお皿もフランス発祥のものではありませんでした!
ですがどちらもフランス人に愛され、すっかりフランスに根を下ろしたように鎮座し、ビストロや家庭で出てくる定番料理にまでなっているお料理であったり、ビストロで私が実際に出会ったお料理たち。多種多様な人種が共に暮らすフランスならではの、国際色豊かな食卓をお届けできたのかもしれません。
さて今回のデザート、ティラミス。
クリーミーなマスカルポーネクリームに、コーヒーゼリーを合わせたアレンジバージョンでご紹介いたしました。色々と工程が増えてしまい、少し億劫に感じられた方も多いかと想像しております。。
レシピを分解してみてもらうと、一つ一つのパーツは意外とシンプルなので、出来そうなものからまずチャレンジしてもらえると嬉しいです。
一番簡単なパーツといえば、ゼリーの部分ではないかしら。
コーヒーゼリー単独でデザートをつくるのはいかがでしょう?
レシピ通りに作ってお好きな器に冷やし固めたら、食べる前に生クリームをかけて完成です。
私のおすすめはそこに、ブランデーをほんの少し垂らして召し上がれ!
写真にもありますが、私は年代物のコニャックを使用しましたが、コニャックのほかにもアルマニャックやカルヴァドスでもOK。一気に大人なデザートにグレードアップするのです! 甘さもかなり控えめなので、男性陣のうけもさることながら、夜のデザートに食べても、罪悪感はないでしょう?
ちなみにコーヒーは、私はNespressoの黒いカプセル「リストレット」を、ロングで抽出(100㏄)してゼリーにしました。(キットも同じく)
ティラミスといえば、、、
私にはイタリアとフランスの血をひく家族(主人側)がいます。
ある日、息子のファビアンが「僕は毎日でもティラミスを食べられる!」と母親に言ったのだそう。そこから突如親子対決が勃発!
毎日ティラミスをせっせと手作りする叔母 vs それを飽きもせず毎日ペロリと平らげるファビアン。それが何日も続いた後、、、
結果は、ファビアンの勝ち~!
とうとう疲れ果てて叔母が降参。暫くはクリームを見るのもうんざりだったそう。
ま、ファビアンほどではないでしょうけれど、みんな大好きなティラミス。是非チャレンジして、皆さんのレパートリーの一つとなれば嬉しいです。
追記:写真のティラミスの型は約1Ⅼ容量(高さ5~6㎝は必須)。
この容器でティラミスを作る場合でも、ビスキュイ、マスカルポーネクリーム共にレシピ1倍量で大丈夫です。
*底面積が大きすぎる容器だと層が薄くなってしまい、折角のクリーミーさが味わえませんので要注意!
さて、最後になりましたが次回の《おうちdeレッスン》のお知らせとお詫び。
まずは、メニュー内容。
ームール貝のクリーム仕立て
ーかぼちゃのニョッキ、ブルーソース、自家製パンチェッタと共に
ーリンゴのコンポート、ラングドシャ添え
準備が大幅に遅れており、只今動画を撮影しているところでございます。。。
それに追い打ちをかけるように、今月中旬から来月上旬にかけて、子供たちの秋の長期バカンスが待ち構えておりまして、どうあがいても10月中に動画配信&キット配送を収めることが難しくなってしまいました。。。
そこで、楽しみにしていただいている皆様には申し訳ないのですが、次回のレッスンは10月11月合同の、「秋のおうちdeレッスン」とさせていただく決断を致しました。
ある程度日程が読めるようになりましたら、改めてブログにてご案内させていただきます。
ざっくりの予定では、10月下旬に動画配信開始、11月に入ってからキット配送となるのではないかと思っております。気長にお待ちいただけると幸いです。
その代わりと言ってはなんですが、以前「母の日」でご案内しましたラタンギフトを11月後半にご案内予定です。ラタンクラフトに関しましては、数量限定の事前予約とさせていただきますので、ご興味ある方はお気軽にお問合せ下さいませ。
問い合わせはこちら。
ラタンギフトの詳細は過去のブログ(タイトル:母の日)をご覧下さいませ。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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