ガレットデロワ
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
お正月も終わり、我が子たちは月曜日から新学期がスタートしておりますが、子供ではなく私自身がなかなかリズムが整わず、まだバカンス気分が抜けていない模様でダラダラしております。。。
来週から始まるレッスンに向けて体調を整え、何とか仕事モードに奮い立たせなければ!
さて、フランスでは年行事の一大イベントであるクリスマスですが、実はサンタさんが来たら終わりというわけではないのです。
1月6日のエピファニーと呼ばれる公現祭があり、この日を区切りにクリスマスの一連イベントが終了するのがフランス流。
だから「クレッシュ」と呼ばれるキリスト誕生のお飾りはもちろんのこと、クリスマスツリーだって1月中旬まで出しっぱなしというのもよくある話。
私はお正月気分も味わいたいのでクレッシュのみを残し、その他のクリスマス飾りはすべて片付けますが、お友達の中には引き続きツリーは出しっぱなしにするけれど、飾りを松竹梅カラーにしてお正月バージョンに変えるという方も。素敵なアイデア!
この公現祭は、キリスト誕生の知らせを聞いた東方の三博士がお祝いにやってくるというものなのですが、このイベントに欠かせないものが《ガレットデロワ》という焼き菓子なのです。
日本でも随分広まってきたガレットデロワですが、パイ生地の中にアーモンドたっぷりのフィリングが入ったシンプルな焼き菓子は、その食べ方に特徴があります。 人数分に切り分けたら、最年少メンバーは机の下でスタンバイ。必然的にケーキが見えなくなっている彼が、どの一切れが誰のものかを指名していくことで公平に分配されるという仕組み。そしてみんなにケーキがいきわたったところで「いただきまーす!」。 フィリングに隠れている《フェーブ》と呼ばれる陶製のフィギュアが当たった人が王様として王冠を授かり、その人は一年良いことが起こるといわれているのです。 *日本では食品衛生法の兼ね合いで、市販のガレットの中にはフェーブの代わりにアーモンドが入っている場合もあります。
年始に大阪へ里帰りをすると、1月生まれの娘や私のお誕生日ケーキも兼ねて、母がこのガレットデロワを用意してくれるようになったのは、いつからだっただろう。このようなフランス文化の波が自然と実家にも押し寄せ、心地よい日仏融合のさざ波が立つことは今ではよくある我が家の一コマとなりました。
そんな粋な計らいで母が用意してくれたのは、大阪の言わずと知れた人気店[Acideracines]さんのもので、今年第一弾のガレットとなりました。
パイ生地はサクサクで口当たりが軽いから一切れなんてペロリです!
フェーブが当たったのは義弟。外れた子供たちが文句も言わず、ふてくされなかったのは嬉しい驚き!成長した証を垣間見た瞬間でした~。
子供たちのフランス人学校でも、今日の給食はガレットデロワ!
ちゃんと当たりのフェーブ(陶製のフィギュア)だって入っているのですから、我が子たちも期待を胸に登校していきました。結果は惨敗でしたが、、、。
お料理教室でもガレットを販売しております。すでにご予約をたくさんいただいており、ブログを書いている今も、キッチンではガレットの焼き入れ中!
今月中はご用意がございますので、ご興味がおありの方はお気軽にお問合せくださいませ。
直径約18センチ 1800円(税込み、陶製フェーブ、王冠つき)
1月のレッスンもご予約が埋まってまいりました。
これからご予約される方は下記の空席情報をご覧下さいませ。
14日 満席御礼
17日 満席御礼
21日 残2席
24日 残3席
28日 満席御礼
お申込みはこちら
2月のレッスン日程も決定いたしました。
4日、7日、14日、18日の4日間です。
後半に子供の長期バカンスを控えているため、開催日が少なめとなっております。
今後ご予約が重なりご希望に添えない場合は、上記外の日程でレッスン日を設定する可能性もございますので、その際は改めてご相談させてくださいませ。
2月のご予約はこちら
メニューは全く未定ですが、ここのところお肉が続いているのでメインはお魚でいく予定です。
皆様のご参加お待ちしています。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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