サブスクレシピ2024.02

サブスクメンバーの皆様、こんにちは。

2月のレシピでございます。

にんじんのブレゼ、オレンジの香り

タルティフレット

ライチのシャルロット

メインのグラタンはさておき、ニンジンやデザートは気持ち華やぐこれからの季節にもおすすめのレシピです。


にんじんのブレゼ、オレンジの香り

ブレゼ(蒸し煮)

素材自身の水分、もしくは少量の水分を加えて調理する蒸し煮。最終的に煮汁であるオレンジジュースは煮詰めて人参がまとい、旨味を余すことなく食することができます。

ほかのお野菜でも美味しく出来るブレゼ。その場合はオレンジジュースではなく水に変えたら、あとは同じようにバターを加えて蓋をして、ある程度野菜に火が入ったところで蓋を外して煮詰めてください。人参のように固いものは野菜がひたひたになるくらいまで水を入れ、アスパラやカブなどわりと早く火が通る野菜の場合は水少なめで!水が少ないってどれくらい??と思われたかもしれませんが、途中で水分がなくなったけれどまだ野菜が固いという場合は、途中で少量追加して調整出来ますのでご安心くださいませ。

野菜に軽く焼きめをつけるのがポイント。出来るだけ野菜が重ならないようにフライパン、もしくはココットに並べ、加熱中はあまり触らないこと。こうすることで底部分がいい感じに焼き色が付きます。もし色がついていない場合は水分を蒸発させていく段階で、焼き色意識して焼いてみて下さい。

ヨーグルトソース

ソースは今回のようにお皿に描くこともできますが、スティックサラダなどのディップソースにもなりますし、サーモンなどのお魚に合わせてもアリ。サーモンの場合はマリネやスモークサーモンなどの生に合わせるのも良し、ソテーやムニエルに添えても良し!ヘルシーなマヨネーズと捉えてもらえると、使い方に幅が出るはず!

作り方のポイントはしっかり水を切っておくこと。そうしないと味付けで加えるレモン汁やオイルでソースが緩くなりすぎ、味もぼやけるのでご注意ください。クルミオイルを用いることで、味に深みが出るとともに、トッピングでつかうマカダミアナッツとの繋がりもできます。ない場合はオリーブオイルで代用してくださいね。

レッスンではデコレーションとして、レモンゼスト(皮)を全体に削り、エディブルフラワー、ミニセロリの葉を散らしました。

ハーブはミニセロリに限らず、パクチーやフェンネルの葉もおすすめ。グリーンがプラスされるだけで華やかになります。


タルティフレット/ジャガイモとチーズのグラタン

このレシピの味の要はやはりチーズ。断然おすすめは本場と同じくロブロションチーズを用いること。

チーズ専門店やネットでは見つけられるかと思いますが、スーパーではまずないのが残念。スーパーラインのチーズで代用する場合は、ジェラールクリーミーウォッシュをお求め下さい。

ロブロションチーズの良いところは、クリーミーなので加熱してとろけた時に液状ソースと変化してジャガイモに絡んでいくところ!ピザチーズやラクレットチーズの場合は加熱すればとろけますが、チーズはチーズのままで液状化しないですよね。

 

火入れの目安

  1. 玉ねぎは加えた白ワインが煮詰まり、水分が残っていないこと。

  2. ベーコンは余分な脂が出切り、焼き目がついて香ばしく炒められていること。(脂は捨てる)

  3. ジャガイモがほくほくなるまで湯がけていること。


ライチのシャルロットケーキ

レシピが2枚に分かれていますのでご注意下さい。一つ目はビスケット生地、二つ目はババロワ部分となっております。

まずは生地作りのポイントを写真と一緒に見ていきましょう。

  1. 卵黄と砂糖を混ぜたもの。白っぽくなり、もったりしたテクスチャーに。

  2. 卵白がメレンゲになったところ。しっかり角がたつ状態。

  3. 卵白と卵黄を合わせ、粉を加える直前の写真。ほんのりマーブル状になっていても大丈夫。

  4. 粉を合わせ終えた状態。粉っぽさが無くなり、艶が出ています。

粉を加えた後どうしても泡がつぶれるのが怖くて混ぜが甘くなってしまうのですが、怖がらずにへらで混ぜましょう。

生地を絞る。

余った生地も余白部分に絞り出して一緒に焼いてしまいましょう。そのまま食べても美味しいし、コーヒーに添えて、浸しながら食べるとティラミス感があるかも!?

写真を見ていただくと、余白部分にさらに小さい円があるのがお分かりでしょうか?このパーツは余裕がないときにぜりーの代わり代用できます。(後ほど詳しく)

グレープフルーツのゼリー

固める際に必要な型はひとまわり小さな円が理想ですが、無ければ別型で固めた後に丸くカットしてもokです。お手持ちのタッパーにベストサイズのものがあるかもしれませんよ!

写真左は95㎜のセルクルです。セルクルの場合は底面をラップを輪ゴムなどで固定しておくか、平らなプレートの上に設置しておきましょう。

ゼリーはコーンスターチで固めています。加熱する前に粉を液体に合わせておかないと、だまになりますのでご注意下さいね。

写真は加熱前の状態です。コーンスターチを加えると白く乳濁していますが、加熱していくと濁りが無くなり、透明になります。グレープフルーツ果汁は絞り汁だけでは足りない場合、デコレーション用の果肉何個かを握りつぶして100CCになるように調整してください。その際搾りかす(果肉)はゼリーに加えてもらって構いません。上記写真の液体の中にもらもらっと浮いたものは、搾りかすの果肉です。

組み立て方

  1. セルクルの側面に生地を張り合わせる。

  2. 底部分の生地をはめ込む。

  3. ババロワを半分流し入れる。(写真1枚目)

  4. 冷え固まったゼリーを真ん中に置く。(写真2枚目)

  5. 残りのババロワを流し入れる。

  6. 固まったらグレープフルーツを飾る。(写真3枚目)

  7. セルクルを抜き、リボンをかける。

センターに入れたゼリーはカットしたときに断面に層となって現れます。手間な時はゼリーを省いてババロワのみでも美味しくお召し上がりいただけますが、層があるとカットしたときにテンションが上がりますよね!

ですから先ほど生地のところで説明したように、ゼリーを省くときは残り生地で作っておいた小さな円のビスキュイを代わりに忍ばせておくと、同じように断面もお楽しみいただけるというわけです!

シャルロットは当日お召し上がりいただくことも可能ですが、実は翌日が食べごろ!ビスキュイが程よく水分を吸ってしっとり美味しくなります。


いかがでしたでしょうか?

今回ハードルが高そうなのはデザート。ですがパーツ毎に分解して、出来そうなパーツからチャレンジしてみて下さい。ビスキュイは単体でも美味しいですし、ババロワも思考を変えて器やグラスなどに流し入れて冷やし固めると、立派なヴェリーヌデザートに。

ライチのピュレは製菓材料店やネットで購入できます。もし入手できない場合は、冷凍フルーツ(マンゴーやパイナップル)を解凍してミキサーにかけてピュレにしてみて。そのほかの代用品としては洋ナシや白桃の缶詰。ぜひチャレンジしてみて下さいね!

ご質問等いつでもご連絡お待ちしています。


2月サブスクキット(国内限定サービス)

ロブロションチーズ(約500G)

ライチピュレ(250G)

9.500円(キット、紙面レシピ、送料込)

フランスからロブロションチーズの入荷が現在滞っている状況です。入荷次第の発送となりますことをご了承下さいませ。

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